ロックフィッシャー佐藤文紀

ロックフィッシャー
佐藤文紀
(さとうふみのり)
元祖・根魚ハンターとして、数々のIGFA世界記録及びJGFA日本記録を有し、「根魚釣りの専門家」として東北〜北海道を拠点に全国各地の根魚を追い続ける。
又、フラットフィッシュや大型トラウトの釣りにも造詣が深い。
2011年、自らがプロデュースするブランド、PRO’S ONEを立ち上げた。
NPO法人ジャパンゲームフィッシュ協会(JGFA)評議員

キャッチアンドリリースのお願い

豊かな自然とグッドコンディションの魚を守るため、必要以上のキープは慎み、又、産卵前の個体やこれから大きく成長していく若魚は、ぜひともリリースを心掛けましょう。
釣り場環境への負担を最小限に抑えることで、次世代に渡り末永く楽しめることを願って―。

「ロックフィッシュ地獄2015-2016」発売

★プロズワンからのお知らせ★

10月26日(月)、雑誌「ロックフィッシュ地獄2015-2016」(つり人社)が発売されました。

■新製品、新場所、新発見…New Inpact!!「ハタ編」

佐藤文紀、九州初見参!

関門の激流にキジハタを追う

 

 

ぜひ、ご一読くださいませ。

「BLUE ORION~ブルーオリオン~」のご案内

★プロズワンからのお知らせ★

PRODUCTページに、“ただ巻き”で釣る! 泳ぐメタルジグ「BLUE ORION(ブルーオリオン)」の仕様明細を掲載致しました。

http://www.pros-one.com/blue_orion.html

 

ヒラメと海サクラ・海アメを筆頭とする大型トラウトは勿論、ソフトルアーと接続する「ジグリグ」でのセッティングではキジハタ・アイナメをはじめとするロックフィッシュゲームでも有効な、ただ巻き系スイミングジグです。

海を見て、山を想ふ。

海の小物釣りのゲスト・クサフグ。

クサフグ

わずらわしい「エサ取りの外道」と捉えるか、この魚もまた「釣れた魚の1尾」と捉えるかはこれまで体験してきた釣り人生がどんな歩みをしてきたかで、その接するスタンスも変わるのかもしれません。

言葉は話せなくとも相手も私たち「ヒト」と同じく生き物。

仮に、本命ではない魚が釣れたとしても、それが意図的に危害を加えてくる相手でなければ自分に釣れた魚であることには変わりはないので、やさしく丁寧に針をはずして、そっと海へ戻してあげたいものです。

釣りの世界にも、そんな優しさがあったらうれしいですよね。

 

海を見て、山を想ふ。

今回の綴りは、「ふ」と書いて、「う」と読みます。

 

①

先月下旬、東北は北上川の上流部へとサクラマスを観察しに行く取材撮影時のひとコマ。

オレンジ色の潜水服を着用して川に潜っている人は、水中を撮影中のカメラマンさんです。

水中でサクラマスを被写体に撮影を試みている最中です。

②

そうだ。

あのサクラマス達は今頃、どうなっただろうかー。

 

同日の取材帰り、釣友から電話がかかってきた。

「今日はどこにいるのか?」ということなので、岩手県からの帰り道であると伝えると、その彼もまた同日、岩手県に渓流釣りに行ってきたとのこと。

位置的には私のいた場所と彼のいた場所は相当離れているものだったが、同じ水系の支流に入った釣友は迫る禁漁期間突入数日を前にしたこの日、35cmのヤマメを誘い出して喰わせることに成功した、と喜んでいた。

③

こちらがその35センチのヤマメ。

Iさん、おめでとうございます。

大のヤマメ好きな人で、今シーズン中も何度か渓流釣りに誘ってもらっていたものの、いずれも私の都合が合わせられず一緒に行けなかったのが少々残念でしたが、心に轟く1尾との出会いの釣りをされたこと、良かったです。

今年も目標の「35cmヤマメ」を達成しましたね!

 

もう時期、秋虫たちともお別れの季節。

④

先日、土手で出会ったコカマキリに今の年齢になっても心はときめくから、心の内は少年時代と変わっていないんだなぁ…と安心したり(笑)、不安になったり(笑)。

 

またお話は変わりますが、この春、出版された本で「山と釣り」があります。

こちらの本です(↓)。

http://www.chikyumaru.co.jp/detail/class_code/8-460/ (※クリックで詳細サイトに飛びます。)

ご覧になっている方は多いかと思うのですが、ソルトルアーフィッシングの人気雑誌「SALT WATER」を発行する同じ版元の㈱地球丸から出ている本で、山や川、渓魚が好きな方にはたまならい一冊となっています。

この本が出たときに私も拝読させていただいたのですが、中でも「混沌の岩魚地図~日本のイワナ分布と分類の歴史~」という特集ページは今でも印象深いです。

日本のイワナは何種類か?、何をもって「種」とするか?、イワナはどこからやってきた?などなど内容が深く突っ込んであって、すぐには理解できないくらいの文脈もあるかもしれませんが、何度も何度も読み返すと面白みが増してくる、そんな文章で綴られている世界観と筆者のイワナ観が凄い。

ちょっと話はズレますが、小生の名前に「文」と言う字がついているのは7月、つまりは文月生まれなだけですが、私も書き手の端くれとして、媒体でライティングを担当させていただいて早14年になりました。

専属ライター稼業の方は別として、私のように釣り師兼書き手っていうパターンは珍しいと思いますし、少なくとも同世代では同じ境遇の人はいない・あるいは少ないと思うのですが、14年間やってきて今も思うのは書き物である以上は人の心にちゃんと届く接し方・書き方で一文字一文字、言葉を選んで大事に綴りたい、といつも思って書いています。

それと原稿の場合、人様にお見せする文章であり、読み手はお金を出して本をわざわざ買って読んでくれているんだ、という自覚は昔からとても強いです。

自分が読むための文と人に読んでもらう文って、書き方は別なんです。

だからこそ、誰に読んでもらう文章なのか?、という焦点は凄く意識してきました。

でないと…時間を割いて書く意味はないかなと。

この「混沌の岩魚地図~日本のイワナ分布と分類の歴史~」のページはイワナに関する記述もそうですが、この項目を読んだときに筆者の世界観を感じて、自分の文筆技量の低さを改めて思い知ると同時に、少しでもこういった洞察力と表現技法を身につけたいと勉強にもなるものでした。

秋の夜長。

興味のある方は、よかったら「山と釣り」、読んでみてくださいね。

トラウトフィッシングが好きな方には特におすすめの趣味の一冊です。

 

綴るお話はたくさん控えてあるのですが、常時、様々同時進行でこなしているため、なかなか時間をかけて「釣行記」までは手が届かないのが現状で、そのためよく書き遅れが発生してしまいますが、次回からはトラウト話を続けて書こうと思っています。

来週は私は県外に出ていますし書く時間もなかなか取れなさそうなので、タイミングを計って11月から始めたいなと。

トラウトのお話がひと段落ついたら、今度はロックフィッシュの話がしばし続くと思います。

⑤

⑥

その際、まずは緑のフィールドで出会うイワナの話からー。

秋、ですね~。

清々しい空の夕焼け。

秋。夕焼けもきれいです。

季節は秋、ですね~。

 

本日は、お問い合わせいただく内容のなかでも多く寄せられる製品在庫状況についてお伝えできればと思い、現時点での状況を下記にご案内します。

ご入り用の際の完売や欠品で入手出来なかった際には大変申し訳ございません。続いての入荷予定も一緒にお知らせ致しますのでご参考になれば幸いです。

 

■シューティンウェイ

●SWC-722EXHブラインドサイト【メーカー完売】※生産終了致しました。

●SWC-802EXHスキップラン【メーカー完売】※生産終了致しました。

●SWS-702Lスイミントレーサー【メーカー在庫残り1本】(早い者勝ちです!)※生産終了致しました。

※全機種の部品(♯1・♯2Bの単体パーツ)は在庫ございます。免責等の修理の際にご利用くださいませ!

 

■クランクシンカーSP【ライン保護ソフトパイプ入りお徳用6個パック】

●お徳用3/8oz(11g)【メーカー完売】→次回10月末入荷予定

●お徳用1/2oz(14g)【メーカー完売】→次回10月末入荷予定

●お徳用5/8oz(17.5g)【メーカー在庫有り】

●お徳用3/4oz(21g)【メーカー完売】

●お徳用1oz(28g)【メーカー完売】→次回11月入荷予定

 

■ロックンビーズソフト【メーカー在庫有り】

 

■“ただ巻き”で釣る!泳ぐメタルジグ「ブルーオリオン30g」

●♯1 イワシカラー【入荷】

●♯2 ブルーピンクカラー【入荷】

●♯3 ピンクシルバーカラー【入荷】

●♯4 アカキンカラー【入荷】

●♯5 グリーンゴールドカラー【入荷】

●♯6 グリーンシルバーカラー【入荷】

●♯7 カタクチブラックシルバーカラー【入荷】

●♯8 オオナゴカラー【入荷】

●♯11 さくらピンクグロー(夜光)カラー【入荷】

※ご好評につき全色品切れしておりましたが、在庫を補充致しました。

現在は全色揃って在庫がございます。

ハンドメイドという特性上、1品1品手作りでお作りしている製品につき、一度の大量生産が難しい製品です。それゆえに常時、フルラインナップでの在庫も至りにくいため、ご入り用の際には今後を見据えお目にとまった際にでもその都度、ご購入いただければ幸いです。

あとは、お店さんにご予約いただいくことも可能で、必要な時にほしい色がなかったという場合のためにまとめてお店にご注文してご購入いただいているお客様も多数いらっしゃいます。

お店でも親切に対応してくれると思いますので、ご入り用の際にはそういった面でもよろしければ相談してみてください。

尚、お問い合わせいただく機会の多いブルーオリオン30gの東北仙台限定カラー「伊達な仙台ヒラメゴールドレッドベリー」と「仙台 蛍光ずんだグリーン」は宮城県仙台市にて今年5月に開催されましたルアーフェスタin仙台2015イベント会場限定のため、ワンオフ生産品につき通常の販売はしておりません。限定品につき何卒ご了承の程、お願い申し上げます。

 

以上、よろしくお願いします。

と、今日はずいぶん簡単な内容になってしまいましたので、続いてもう一つ、記事(こちらは通常の)をアップしたいと思います。

 

ようこそ!九州へ!

次の仕事前に、ほっと一息。

ほっと一息

昨夜は、来月発売の釣り雑誌のインタビュー取材への対応も。

依頼主のライターさんが実になつかしい方で、久々にお話しうれしくなりました。

10年前、私がまだ大学生でこの業界では駆け出しの頃から一緒にお仕事させていただいたこともありましたね~。 昨日は、ありがとうございました。

 

さて!

今日の話題です。

間もなく、26日(月)に発売になるムック本「ロックフィッシュ地獄11」(つり人社)では、先にお伝えしているように私のロケは九州で行われました。

「九州かぁ…。東北からだと遠いだろうなぁ~。」と思っていましたが、案の定、そこそこ遠かったです(笑)。

遠路の旅。

といっても日頃から旅慣れしているので、むしろ移動時間の長さも自分の中では楽しんでいます。

移動の途中、深夜の駅周辺。

①

午前0時。

人の気配もまばらな時間帯です。

眠い目をこすりつつ、重たいトランクケース(特にシンカーとワーム類が…)をガラガラ引きながら今日もまた目的地に向かいます。

 

遠路のため、この日は移動に費やす日。

夕方、無事に福岡県入りできたのでちょっとだけ自由時間。

となれば! 機会があったら、一度行ってみたいと思っていたお店へ。

お店に電話してお伺いしたい旨を伝えたら、快く、道案内して下さり。

お恥ずかしながら昔からの方向音痴なもので、ちゃんと道順を教えていただいているのに…それでも道を間違ってしまったものの(笑)、たどり着けば、なんと!

思った通りのステキなお店でした!

②

「カスケット」さん。

アパレルのセレクトショップばりに洗練された店内。

トラウト好きなら知っている、九州にある有名な釣具店です。

③

なかでも、支笏湖に代表されるレイクジギング釣法で知られる、ジャックガウディーが人気ですよね!

④

「鱒(マス)」の漢字一文字がいいですね!

 

本日は、翌日から始まるロケを前にプライベートでおじゃましてしまいましたぁ~。

 

「いやぁ~わざわざ東北からようこそいらしてくださいました!」と手島社長さんと長々とお話しつつも、イトウ話やサクラマス話がついぞ盛り上がって、なんと2時間近くも滞在してしまいました(スミマセン!)

 

気温35℃。

暑くて…暑くて…日頃の疲れもそうさせたのか…まいりそうな顔して来店したせいか、「暑かったでしょう。」と社長さん自ら冷たいジュースを運んで来てくださり、遠慮なくごちそうになってしまいました(ありがとうございます!)。

「うちのお客さんでも北海道から九州に釣りに来ると、急激な気温差で熱中症になったり、バテたりする人もいるから気をつけてくださいね。」と、遠路、東北からやってきた小生の事も気遣ってくれたのもうれしかったです。

こんなにくつろいでしまってますが、明日からロックフィッシュのロケなんですけどね(笑)。

 

プライベート釣行ではルアーも制限なく使うので、ジャックガウディーは春の北上川でサクラマスを狙うのに投げたり、苫小牧ボートロックでアイナメ狙いで沖堤の際をフラッシングを強調してフォールの釣り方で攻めるのに、かつてより私も隠し玉として必要に応じて投入していたりしています。

え?なぜにアイナメ狙いでジャックガウディーを!?ですか。

それはこのメタルジグがちょっと特殊で、比重の軽い「亜鉛」で出来ているから、鉛製やタングステン製のメタルジグよりも滞空時間(浮遊時間)が遥かに長く、フォールの間合いをゆっくり稼げるに由来します。

使う条件や状況は「ここぞ」というタイミングがしっかりあるルアーなのですが、実際に使ってみると、相性いいんですよね。

なかでもアイナメとハタはメタルジグに対する反応もいい魚です。ソイの中ではクロソイとマゾイも反応いいです。

ここでちょっと考えてみると、ハードルアーで釣れない魚でもワームなら釣れることがあるように、ワームに反応がイマイチな時は逆にハードルアーになら喰わせるキッカケを作れることもあるんですよ。

意外に思われるかもしれませんが、ロックフィッシュゲームも手駒の数は増やしていた方が攻略の糸口は広がるものです。

そんな一例であるこちらのジャックガウディーの場合、沖堤の際にカタクチイワシが接岸していてそれを実際にアイナメが捕食している時には効果が見込めるから奥の手として、いつも携行して(裏ワザ的にボックスに忍ばせて)いました。

カタクチイワシの色に合わせて、カラーはシルバーが好きで使っていましたねぇ。

(ちなみ亜鉛は錆びやすいので、海での使用後はできるだけはやめに真水で塩を洗い流しておくと光沢を長く維持出来ます。)

ご参考までに。

 

海の釣りではないですが、近々またジャックガウディーを投げる機会に恵まれそうなので、釣れる・釣れないは別として、フィールドでの時間を満喫することも今から楽しみです。

こういった個性的なタイプのルアーって、釣果以前に「そのルアーを操っている感」が楽しめるのもまた味わいなんですよね。

そういう世界観での釣りもまた好きです。

 

時は文月。この時は不肖33歳の誕生日目前だったため、誰もくれないプレゼント(いつものことですが)に代わって、カスケットさんで自分用プレゼントを購入。

⑤

ちょっとしたアクセサリーですが、職人の手が込んだ一点ものです。

イトウにするか、サクラマスにするか、最後まで悩みましたが子供の頃からの特別な強い想い入れが現在のキッカケにもなっている魚につき、「イトウ」を選びました。

鱒(マス)の中では「イトウ」。

根魚の中では「ウサギアイナメ」。

どちらも、そう簡単に釣れるような魚ではありません。

むしろ、出会うことなく釣り人生をまっとうする釣り人の方が世の中では総体的に多いに違いありません。

生息地も限定されているうえに個体数も決して多くはない魚。

希少な魚を追い求める、ってそんなリスクさえも抱えることになります。

以前にも綴った記憶がありますが、これら2魚種は昔からの私の二大・夢のターゲットでしたのでその想い入れは今でも格別です。

イトウ

イトウは小学生の頃から。

 

ウサギアイナメ

ウサギアイナメは高校生の頃から。

 

国内に生息する「日本の魚」としては、自分のなかでは最上級の憧れを抱き続けて大人になったわけです。

20代前半だった10年前に自力で初めて釣った紫色のアイナメに歓喜し、20代後半には雨の湿原でただ一人釣りをしていた時にメーターオーバーの巨大イトウを掛けて壮絶な闘いを繰り広げてこの手に抱いた瞬間、感極まって目元が汗で濡れてしまったあの時のことなど、その記憶は今も宝物です。

20代で国内で釣りたい魚の夢は2つ叶えてきたから、仮にこの先、これ以上のことはなくても私は別にいいんです。

そういった感動を今度は私ではなく、釣り好きな皆さんに一人でも多く味わってもらいたく、応援する側で関われればとプロズワンなるものを必死にやっています。

20代までの釣りは自分主体の釣り、つまりは自己満足の追及的な釣りをしていたことがどちらかというと多かったです。選んでしまった道なりに対しても精神的にも余裕なかったし(あ、それは今でも…笑)、若さゆえに尖がった部分が表にも出ているのを自分でも知っていた。

まぁ、年齢が年齢だから、それはそれでいいとは思うんですけどね。

だからこそ、迫る30代を目前に、次のステージ(つまり現在の30代)では魚との接し方も変えて、また新しい関係で「人」と「魚」と「釣りにまつわる道具」にもクリエイティブに携わりたいと思っていたから、これから変わっていくために「自分よがりな釣りでの思い残しがないように」と長年の願いは20代のうちに叶えてしまいたかったんです。

あとは4年半前の東日本大震災も、ですね。

あの大災害が自分の身にも降りかかって、これ以上にないほどの苦しみを味わった。

たくさんの人が亡くなって毎日生きる辛さを本当の意味で経験してきたからこそ、人生観さえも大きく変わった。

自分はそんなに強い人間ではないので、やり残したことがない、というすっきりした気持ちでないと、次のステップには進めなかったんです。

だから、自分の気持ちやスタンスにきちんとした境界線を引けたのも、この魚たちのおかげ。

ただ釣るのも魚釣りですが、人生観さえ変わるほどの一匹と出会うのもまた魚釣りなのです。

過去、私はそんな釣り体験をしてきたわけですが、イトウが棲んでいる静寂に包まれた川やウサギアイナメが住まうコンブの海などの情景が浮かぶと、とても幸せな思い出に今も浸れます。

もし貴方もそんな釣りに巡り会えたなら、それはすごく素敵なこと。

余談ながら、ブルーオリオンっていう、“ただ巻き”用ハンドメイドジグをプロズワンで扱っているのもこういった願いからです。

あこがれの魚と出会えることでみんなに笑顔の輪が広がりますように、という“心”、気持ちで一品ずつ手作りして送り出しています。

 

 

さてさて、そんなイトウのアクセサリーですが、こちらは別にタックルではないので、なくても釣りに支障はないわけですが、あくまでも気持ち的な面で。

あの頃の気持ちを忘れるな。

そして、大切に。

と、いう自身への戒めと願いを込めて、です。

⑥

なので、来年はトラウト釣りに行くときにはベストにこのイトウのアクセサリーをつけて釣りしたいなぁ…なんて今から楽しみに考えたりしています。

 

以上、今日は余談話ですが、近日発売される根魚専門誌「ロックフィッシュ地獄11」のロケの前にはこんなひと時もあったことを、九州の思い出として綴りたかったのです。

 

個人的なお話でお粗末様でした!

 

追伸:カスケットさん、その節はどうもありがとうございました。