ロックフィッシャー佐藤文紀

ロックフィッシャー
佐藤文紀
(さとうふみのり)
元祖・根魚ハンターとして、数々のIGFA世界記録及びJGFA日本記録を有し、「根魚釣りの専門家」として東北〜北海道を拠点に全国各地の根魚を追い続ける。
又、フラットフィッシュや大型トラウトの釣りにも造詣が深い。
2011年、自らがプロデュースするブランド、PRO’S ONEを立ち上げた。
NPO法人ジャパンゲームフィッシュ協会(JGFA)評議員

キャッチアンドリリースのお願い

豊かな自然とグッドコンディションの魚を守るため、必要以上のキープは慎み、又、産卵前の個体やこれから大きく成長していく若魚は、ぜひともリリースを心掛けましょう。
釣り場環境への負担を最小限に抑えることで、次世代に渡り末永く楽しめることを願って―。

拝啓、六月(みなづき)の貴女へ。~6月1日のサクラマス物語~

今日から6月。

旧暦でいう、水無月(みなづき)です。

①

水の無い月と書きますが、無は「の」という称になるため、水無月は『水の月』という意味。

 

夏野菜や米。

田畑が水を欲する、祈雨(きう)の季節。

 

そう、間もなく迫る梅雨への移ろい、という含みをも先人は考えていたのかもしれません。

言葉に込められた深い意味ってすごいなぁ、と考えてしまいます。

 

今日は月初めに訪れた、朝の静寂を突き破る情熱の“サクラ”話。

 

 

 

拝啓

水無月の貴女へ。

 

 

6月1日の今朝。

②

③

出勤前の短時間釣行に繰り出し、うれしい対面を果たすことができました。

朝の、ほんのわずかな時間。

静寂に包まれた閑散とした水辺はシトシトと雨に打たれ、緑生い茂る生き物の世界でした。

 

静けさと川の流れに身を寄せて、己と貴女に向き合う幸せの時間です。

 

 

④

水無月桜。

⑤

気品に満ちた彼女の名は、桜鱒(サクラマス)。

 

 

貴女のことが好きで好きで堪らなくって、心の髄まで虜にされること私も早25年になりました。

 

いつしか見た本の世界で貴女の存在を知り、憧れ、その姿をこの目で、一目でいいから見たくて足を運んだ小学4年生の頃。

初めて振り向いてくれたのは私が高校を卒業した春、18歳のことでした。

 

⑥

赤い糸に、願い託して。

そして今日もまた優しく微笑んでくれた。

 

 

私も来月で36歳を迎える年齢になってしまいました。

若々しいはずのこの肉体も、近頃は髪の毛に白い毛が混じるようにもなってきてしまい、どこか老いを恐れる苦痛をときに抱いてしまいます。

 

【少年老いやすく(しょうねんおいやすく)、学成り難し(がくなりがたし)。】

 

気づけば…私もずいぶんと月日の流れを重ねてしまったものですね。

時にはそのことに愕然としてしまうこともあります。

だけど、それもまた少しずつ理解し、受け入れていこうと“許す”考えです。

 

それでもー。

それでも、貴女は永遠の憧れ。

時代がどんなに変わっても、貴女は今も特別な特別な愛しい存在です。

 

(略)

 

敬具

 

 

「水の月」の“初めの今日”は、とてもうれしい日になりました。

サクラマスに恋した男子の、それはまるで永久恋愛のようなたわ事(片想い)を清々しい気持ちをもって文面に書き起こしてみました(笑)。

 

 

川を去る際、ありがとうの気持ちを込めて一礼してきました。

迫る時間。

まさに後ろ髪引かれる思いで川を後にしました。

 

 

このうれしさは後からじわっとまた湧いてくるもの。

まさに今、そんな心境です。

⑦

雪色濃い土地には今もこうしてサクラマスという名のヤマメが存在しています。

それはそれは大きなヤマメで、海を旅してきた証の姿。

この魚がいかに特別かは、魚釣りの世界に飛び込んでみればいずれ分かることでしょう。

 

情熱はいつも報われない。

しかし来たるべき歓喜の瞬間を感動を求めて私たちはいつも夢をみているのです。

 

(サクラマスを)望む、望まない、は人それぞれ。

ですが、私たちサケマスと釣りを通して関わる人間にとっては垂涎の存在なんです、よね!

未来に向けて今日もまた一想い(ひとおもい)に竿を振り続ける。

 

 

水の旅人・サクラマスが泳ぐ海や川や渓に想い馳せ、夏の風を肌身で感じた6月の夜明けのことでした。

北上の大河を遡る、悠久の歴史。

今日もまたその出会いに感謝です!

偶然の魚との遭遇で、脳内海外釣旅。

ふと…昨年の今頃は何をしていたのかな、と思いまして。

昨年の写真アルバムを振り返ってみたんです。

 

ちょうど昨年の今頃はデプス×プロズワンコラボレーションのワームテストとロックトランジットRTC-822EXH“スキップツー”のテストが佳境を迎えていたタイミングでした。

 

今日のお話は、一年前のそんなある日のこと……。

③

相変わらず、ロックフィッシュ狙いで磯に立っていました。

手に構えるはスキップツー(ロックトランジットRTC-822EXH)の当時における最新プロトで、エクスセンスDC-XGに、PEラインはリリース後間もないシーガーPE X8(エックスエイト)の2号を巻いていました。

タイミングが重なりロッドも、リールも、ラインも、最新バージョンで同調。

ショックリーダーには、シーガーグランドマックスショックリーダーの5号を結束。

 

面白いことに、この日のロッド&ワームのテスト釣行では「狙いではない魚」が掛かったんです。

完全なる偶然というものです。

 

テキサスリグにセットしていたのは当時、開発途中だったデプス×プロズワン スパイニークロー3.5インチ。

沖にフルキャストしてひとしきり探って来たのですが、そのピックアップ中、背中の青い魚が猛烈なスピードでスパイニークロー3.5”ケイムラクリアホログラムカラーに迫ってきました。

青物ではない!

内心「海サクラか!?」と、ピックアップからそのまま魚が戻っていった沖に一連の動作でリグを放ち水面直下高速巻きで撃ち返ししたんです。

こういうときはその後の1投が決め手です。

 

魚がまだ付近にいれば、向こうは再び何らかのアクションを示してくれるはずだ、と。

 

そしたらグンッ!とリールのハンドルが止まったので、しめた!!と思って渾身のフッキング。

磯場なので立ち位置が安定しにくいですが、相手はグネグネを体をくねらせながら鋭く突っ込んでいきます。

 

偏向グラス越しに見える視界では、水面直下でギラギラと光ながら魚が激しく抵抗していました。

 

ロックフィッシュをやっていたもので、リールはフルロックだったものですから急激な引き込みにベイトリールのクラッチを切り、指ドラグで応戦。

海サクラなら口切れフックアウトが怖いですから、慎重にファイトせねば。

 

針は岩礁カウンターロック1/0。

つまりはオフセットフックなんです(汗)。

 

季節柄もあって、その瞬間こそ海サクラのことしか頭になかったのですが、魚をあげてみて……。

④

あぁ…。

あぁ……。

⑤

ああぁ………。

 

サクラマスじゃないぃぃ~~(泣)

⑥

シルバーサーモン=ギンザケでした、というオチ。

 

ご周知の通り、ギンザケは日本には生息しておりません。

本来はカナダやアラスカに自然分布しているサケなんです。

稀に北海道沿岸部で海の向こう(北米大陸側)から迷走してきたハグレ個体が捕獲・釣獲されたりすることも“ある”程度に過ぎません。

⑦

日本では東北の三陸(金華ギンのブランド名が有名)や四国の瀬戸内海(レモンサーモンのブランド名が有名)ではギンザケの海面養殖を盛んにおこなっていますから、この魚は養殖施設から逃走したものが“やや野生化”しかけていた個体と推測つきます。

⑧

一代限りのネイティブ化の最中、コウナゴ(小女子)を沢山捕食していました。

⑨

 

仮にここが北海道の釣り場なら、こういう出会いでも相手が海サクラの可能性はあるわけですが、ここは東北。

フィールドスケールが違うので、現実的に海洋サクラマスの密度も違い過ぎます。

まぐれとはいえ、どのみち海サクラがロックフィッシュゲーム中に易々とテキサスリグに喰らいついてくるなんて、そう甘いものではありません。

 

アラスカにテレビロケに行ったとき、キングサーモンの姿は見ることができませんでしたがギンザケ、ベニザケ、カラフトマス、ドリーバーデン(降海型オショロコマ)の姿は間近で見ることができました。

カラフトマスは北東北や北海道でもお馴染みですが、野生のギンザケ、ベニザケ、ドリーバーデンは初見で、その勇ましさはとてもかっこいいものでした。(釣りたかったけど。笑)

なかでも、アラスカのコディアック島の沖合いで見た本家本物の「海シルバーサーモン」は、この日偶然釣れてしまった魚とはまるで顔つきの精悍さが違います。

鼻は尖り、目が鋭かった。

かっこよさは全然違うものです。

 

下の写真(↓)はアラスカのコディアック島の沖合いです。

ブラックロックフィッシュ(クロソイの仲間)を釣っていたグラブのジグヘッドリグを突然どこからともなく1尾のシルバーサーモンが現れてルアーに少しだけついてきたんです。

一瞬のできことながら、かっこいい~と目を奪われる出来事でした。

⑩

 

一年前のある日の、たまたまの1尾から国内におけるサケマスの聖地・北海道へ脳内瞬間移動し、果てやアラスカに記憶はたどり着く。

偶然が呼んだ魚ですが、どこまでも奥が深い“海”を脳内で記憶一周。

 

ときには、思い出巡りも楽しいものですね。

 

自身、毎年5月から6月になるのを境に、トラウトからロックフィッシュへと頭の中を切り替えるタイミングがやってきます。

春モノから夏モノに衣装をかえるように、頭の中も衣替えです。

ハタをメインにアイナメもソイも楽しい季節です。

毎年恒例なんです。自分の中で、きちんと季節毎のターゲットに向き合う気持ちを整理するタイミングがある。

 

だけど、もう少し。

もう少しだけ、サケ科の魚を無心に追わせてください。

釣りに行けても行けなくとも。

釣れても釣れなくとも、大きなトラウトに想いを馳せる時間がほしい。

 

一年の中で、とても楽しみにしている僅かな時間。

それは時に、奇跡の出会いと呼ぶのかもしれません。

I LOVE MIZUBE, I LOVE SAKURAMASU.

⑪

鱒(マス)も、鯰(ナマズ)も、私にとってはそんな存在なのです。

水辺の友!

 

 

ロックフィッシュたちとトラウトたちが誘う(いざなう)、美の世界。

魚のことを、もっと知りたい。

どこまでも、知りたい。

 

そんなとき、魚の片隅に優しい彩りを添えられる釣り道具があったらいいのにな。

素晴らしき魚にそっと彩りを添えて。

そんな思いから作られているのがプロの一手=プロズワンのプロダクト。

 

春もたけなわ

そんな春もたけなわ、北国も初夏の陽気を感じつつー。

春の水辺は、鱒(マス)のち鯰(ナマズ)。

ナマズの季節も到来ですね。

①

我がイ・ト・シの、ナマズ話を今日は存分に書き綴ります!

 

 

3月は釣行ゼロ(イベント過多)、4月の釣行回数は撮影取材混ぜて僅か5回。

しかし、北海道ではこんな美しい海アメを釣り。

②

海に降りたばかりの子アメマスにも遊んでもらえて。

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元気で、大きくなってね!

(顔つきは幼くても目つきは大人のアメマスが持つ野性そのもの。)

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こんなカッコいい、海サクラも釣り。

③

東北では大河のサクラマスとも颯爽と出会え。

④

待たせたな!やっと釣りに来たぜっ!!と、サクラマスと心の会話(笑)。

 

という感じで短期集中決戦ながら、北海道~東北とリズミカルな春釣行をおくることができました。

サクラマスに関しては今年は年明けから今月一杯まで忙しくプライベート釣行に割ける時間が事前には定まらないため釣行が散発的で、フィールドコンディションにその都度合わせられないため、夏までに1尾釣れたらうれしいなぁ~くらいの覚悟をしていました。

それでも間に合わなかったら…6月半ばの道北か、7月の道東で、とも考えていました。(それはそれでとても魅力的なのですが)

相手がサクラマスともなれば、その存在自体が凄みを持つ魚。

釣り愛好家であれば、釣ったことのあるなしに関わらず、誰もが一目を置く魚のひとつに数えられます。

サクラマスの生息域は道北オホーツク海はもとより、太平洋側は北海道から関東まで。

日本海側は北海道から南は山陰まで。

と、意外と出会える可能性のあるエリアは日本中広いものですが、出現密度と期間が限定傾向の魚で、けっして釣れなくはないが「釣るのは難しい」いうサクラマス特有の気難しさもゲームに拍車をかけるので、確率で言えば数釣りが可能なお手軽ターゲットとはまた別な路線にいるターゲット。

釣る場所は問わず、とにかくサクラマスの『あの銀鱗』が見たい!

それだけで「幸せを感じる魚」。

その一心に尽きます。

 

サクラマスに出会えた後の魅惑の(プライベート)ターゲットは次は、ナマズに移ります。

⑤

まるで妖精が飛び立ちそうな、マクロな世界に飛び込んでー。

自分ひとりの世界にしばし没頭するのです。

⑥

ナマズが棲む小川で釣り竿を垂らし、こんな可愛らしいナマズルアーをポコポコと音を立てて泳ぎ進めていきます。

すると…突然、静寂が掻き消える。

そんな世界が、身近な水辺で繰り広げられるんです!

それが、ナマズ釣りの凄いところ。

「こんな狭い水辺にこんな(50cm、60cm。あるいはそれ以上!)大きな魚が潜んでいるのか?」って知らない人が目の当たりにしたらきっと驚くことでしょう。

 

サクラマス同様、多忙が重なりスタートが遅れた今年初めてのナマズ釣行。

手元に直接衝撃が伝わる釣りとは違って、日中に視覚でアタリが伝わるのがナマズのトップウォーターフィッシング。

先程の写真のように最近はナマズブームの影響か?釣られ過ぎているのか?口周りにやや傷が目立つナマズも増えてきたような気がします。

①

リリース後の生存にも気を遣いたく、ナマズ釣りの針にはバーブレスにしたシングルフックを活用してなるべく口周りのダメージを軽減するように努めています。

ダブルフックはトレブルフックより針先の数が少ない分、針先が3点から2点に減ることで端的にはダメージ軽減にも繋がると思われがちですが、ウィードレス効果は素晴らしいものの、フッキング率の低下を抑えるためにトレブルフックよりも針のシャンクを長く設定されている製品が多く、結果、針がナマズの口に飲み込まれた際に、かわりに針先がナマズの目を貫通したり、目の周りに深く突き刺さってしまうことも多く、その後の生存後のダメージについても正直、気がかりなところはあります。

こういった現象は過去体験から来る、同じ平地にも棲む淡水ルアーターゲットのライギョやブラックバスの釣りでは気にはならなかった点で、魚の種類毎にそれぞれ口の構造と口の肉の厚みが大きく違うことが関係していると思うんです。

ダブルフックはバレにくいし、ウィードレス効果は高いし、釣り人目線ではとても良く出来たフックなんですけれどね、リリース前提で楽しむ釣りの場合にはナマズの顔の構造的にバス用に開発されたダブルフックでは取り扱いに関する難しさは少なからず感じています。

現行の他魚種用フックのアレンジも改善は期待できますが、ナマズルアー専用のフック形状とか今後開発されてくるような時代になれば、もっと面白いのに。

釣り針メーカーやナマズ釣りの専門家の方々には今後の追及を期待しています。

 

ナマズの生息域は必ずしも水の清涼なところばかりではなく、大きな川や湖沼など広大なフィールドにも生息する半面、田畑近くの濁った用水路や水が死んでいるかのように思えるドブのような小川にまで平然と姿をあらわします。

後者フィールドの場合、人の生活環境から流れ込む生活排水や菌・ウイルスの類も多いだろう環境面から、目と口の周りに傷を負うことで後々、病気を引き起こして負傷してしまう可能性も考えられます。

トレブルフックはナマズの場合、1本1本の針は短いシャンクながら“ぐちゃぐちゃ”にフッキングしてしまった場合にだいぶ口周りを痛めてしまうことがあるので、釣った魚の後先の健康のことまでを考えるアングラーであればご自身の中でなんらかの対策を施してみると、きっとナマズも喜びます。

本来は、シングルフック1本の「ぽかん釣り」のようなスタイルの方がナマズには優しいのかもしれません。(カエル、触れませんが…。)

釣堀の鯉釣りも、ヘラブナ釣りもあれだけ釣られても健康を維持している魚の釣りからヒントを得られないか?そう最近は考えているんです。

いずれにしても、ナマズの取り扱いも魚と向き合う上でのルールは自分の中で必要となる魚です。

丈夫な魚だからと邪険に扱わないで、愛情を持って接してあげてくださいね♪

ランディングネットをご持参される方であれば、ナマズの体表の粘液(ぬめり)はナイロン編み糸だと取れやすいので、ラバーネットにするだけでも体表の細かい擦り傷の軽減にも繋がりますのでぜひ試してみてください。

 

私の「ナマズ好き」は釣りの好ターゲットだからというものに終始せず、身近な水辺に棲んでいる淡水魚として愛くるしい存在だから、というのがその真意。

日本産淡水魚では極めて珍しい平地にも棲んでいる大型肉食魚というのも、存在が“いい感じ”に思えます。

 

子供の頃から水生昆虫や淡水魚の飼育が大好きで、学生時代はナマズも愛着を持って育てていました。

昔、田んぼに遊びに行くと水深30cmやそこらのとても浅い用水路にもナマズの幼魚が居て、網で簡単に捕まえられたものです。

おおよそ5cm~7cm。こんな10cmにも満たない小さなナマズが最終的には90cm水槽でも泳ぐのが持て余すくらいに大きく成長していく姿は愛情なくして語り尽くせない存在でした。

とても大事に飼っていたものです。

黒々しい体色のナマズは珍しくもなんともないですから、黄色っぽい体色のナマズが自分は特に好きで、そのような個体を選抜し最終的に2尾の黄色っぽい体色のナマズは丁寧に育て上げ見事な成魚になり母校の意向もあったので寄付した記憶も蘇ります。

ナマズの餌には自前で採集したメダカやタナゴ(タイリクバラタナゴ)、モツゴなどを中心に与えていましたが、今ではそういった小魚さえも小川に行ってもほとんど見かけなくなってしまいました。

あれほど水辺の友だったマツモムシにミズカマキリ、ガムシ、ゲンゴロウ類すら今の私の周りでは見かけなくなった、ちょっと寂しい時代。

時の変化、環境の変化を、よくよく痛感しています。

釣りをしていないと日頃、ナマズを意識することは滅多にない現代社会。ですが、日本の水辺には観賞用に放たれたコイ以外にも意外と街中とてこんな大きな淡水魚が棲んでいたりするー。

水辺や魚釣りに興味があるから、私たちはこのことを知っているという事実。

I LOVE MIZUBE, I LOVE NAMAZUの精神で大事に扱いたい魚ですよね。

なので、釣られる際にもちょっとしたナマズへの気遣いと心がけをお願いできたら、ナマズ好きとしてはうれしい限りです!

 

⑦

満足するくらい個人的釣行はできないけれど、ほんの数回の釣行でしたがアメマスも、サクラマスも、鱒(マス)釣りを通して魚の顔を見れて安心した、というホッとした気持ち。

⑧

あとは、もう少し時間が取れれば、鯰(ナマズ)にも遊んでもらいたい今日この頃。

鱒も鯰も、嗚呼よき春かな。

ベッコウゾイに出会ったあと、続いてデプス×プロズワンデスアダーホッグ3インチの遊動式ジカリグのロングスピンでアイナメを釣る。

来春の登場が待たれるシリーズ最新作・ロックトランジットロングスピンキャスター96(プロト)が放った一撃。

①

デプス×プロズワンデスアダーホッグ3インチ、♯03ビジブルチャートオレンジカラーのスローフォーリングに思わず口を使ったベッコウゾイ。

動きが優秀なワームです。

玄人のみならず、初心者にも優しいよく釣れるワームです。

よかったら使ってみてくださいね。

 

前回のあらすじはこちらより。

http://www.pros-one.com/blog/?m=20171212

 

 

その後、ソイ狙いのチャンスは遠のき日差しが強くなってきました。

これからの時間は今時期、アイナメの行動が活発になる時間帯です。

 

真夏の高水温期であれば朝マズメは炎天下の日中よりもアイナメの喰いが立ちやすい格好の時間帯ですが、太陽の日差しが弱まり水温も下がり調子の今時期ともなれば話は別で、朝一番でなくともアイナメを狙うのなら大丈夫だったりします。

長年の経験上、魚の細胞レベルでの活性化する時間帯が季節でズレるんだと思います。

 

魚の細胞の活性化・不活性化は水温、濁り、酸素濃度(溶存酸素の供給量)、太陽光の光量が大きな要因と位置づけ、活性を司るものに最も大きな影響を及ぼしているものと私は現状考えているんです。

 

生き物ですからね。

 

今時期を例にあげると、アイナメの場合には朝イチではない太陽がちゃんと顔を出した朝の時間帯からエサを喰い出すわけですがその後昼くらいに中だるみの時間があり、そして日が沈む前にもう一度喰いの立つ時間が来るのがこの時期(初冬)の周期的なアイナメの活性となる経験を数多くしてまいりました。

 

釣り用語で言う、「時合」ってやつですよね。

 

もちろん毎日潮の干満サイクルが異なることと、魚も1尾1尾に個体差があるのですべての魚が一貫して同じ行動をしているわけではないのですが、エサ釣り歴も含めて30年近くもアイナメと向き合っていればその行動にも一定の規則性が分かってくるもので、今現在の私が知る限りでは経験上おおまかにはこのようなサイクルが顕著です。

 

日が暮れるのが早い今時期は午後15時~15時半前後に突然喰いが立ってそのまま日がかげってきて海に太陽光がささなくなると…パタリと急にアタリが止まる経験、皆さんもないでしょうか?

これに潮の干満とその日の魚自身のコンディションも複雑に絡み合ってそのような現象が日常的に発生しているんですね。

 

今日はちょっと遊びに来ているだけなので、「一日ガッツリ釣りするぞ~」というのではなく、朝9時で終わりの正味2時間程の短時間のちょい釣りです。

釣り場の移動はなしで、はじめからひとつの堤防をやって終わりにする予定でした。

 

幸先よくソイ(ベッコウゾイ)が釣れたわけですが、続いてはアイナメ狙いです。

 

手前側を釣っていてもアイナメのアタリが一向に出ないため、ベッコウゾイが釣れた距離よりも更にリグを遠くまで運ぶことに。

 

ソイ狙いで使用した1/2ozテキサスリグから、7号シンカーの遊動式ジカリグにチェンジ。

8号シンカーや10号シンカーがあればあったで良かったですが、不覚にもボックスに入っていなかったので持参していた中で一番重い7号のシンカーをリグにセットしました。

 

ワームは引き続き、デプス×プロズワンデスアダーホッグ3インチを用いますが、カラーはクリアレッドシードに変えます。

アイナメ狙いにはソリッド系レッドとクリア系レッドは、ハズシの少ないテッパンカラーです。

 

ジカリグや遊動式ジカリグはシンカーから先に飛んでいくのでテキサスリグよりも空気抵抗を受けにくく、結果、遥かに飛距離が出ます。

ショートキャストで釣っていく分にはテキサスリグとジカリグの差はあまり感じられないかもしれませんが、ロングスピンで70mや80mはざらにカッ飛ばすような釣りですとこの飛距離の差(リグの飛行形態の空気抵抗)はだいぶ違います。

本日、飛距離は80m先まで飛ばします。50mより手前はこの日のアイナメ釣りでは切り捨てにして、それよりも向こう側(50m~80mの間の30m区間)を重点的に釣っていきます。

40、50cm級の根魚をロングスピンで狙う場合、PEラインの基準は通常は1号で、堤防ならば磯ほど根ズレも少ないと仮定し0.8号、0.7号(最小0.6号まで)までラインを限界ギリギリまで細くして、逆にシンカーを重くしていけば100mを超える先までも射程距離に入るのが「ロングスピン釣法」ですが、根の荒い磯でオオモンハタ狙いに巻いていた1.2号スプールを本日はそのまま持参してきてしまったため、堤防からのアイナメ狙いにはいささかラインが太いため、ラインの太さも影響しこの日は80mちょいしか飛ばせませんでした。

 

 

冬の海は、浮遊するプランクトン濃度が下がることで海中の透明度もあがってくるので、その点でも偏向グラスで海中を見ることはいつにも増して重要です。

釣り中は、海の中を常に意識して偏向グラス越しに見ることがとても重要なのですが、砂地は白く目に映りますがその中で根がある場所は茶色く映るのでそんなピンスポットにリグをロングスピンで大遠投しつつも的確に送り届けます。

 

ホッグ系やクロー系のワームって、元々がスイミングで横に引いてくるのが得意なワーム形状ではないため、小さなモーションで細かく動く甲殻類タイプのワームで横に引いてきてもワームそのものに横の動きが出にくいためトレースする軌道とワームの動きに必然的なギャップが出てしまい、結果、水中ではそのことが原因で魚に見切られたりする要因になってしまうことがあることと、そもそもの効率が悪く、むしろフォールで誘うタイプのワームは一点のピンスポットを縦の軌道で直撃していった方が展開が速いということも、ここでは重要です。

 

これは飛距離に長けるロングスピンとて同じ理屈です。

漠然と探ってくる釣りでは時間がかかり過ぎてしまう嫌いがあります。

 

特に実釣時間が短いとすぐに納竿時間がきてしまいますからね。

 

立て続けにアイナメが釣れました。

デプス×プロズワンデスアダーホッグ3インチ、♯02クリアレッドシードカラー。

②

4尾釣れましたが、写真は1尾で割愛。

黄色味の婚姻色が出ているオスのアイナメを選んで撮影してみました。

 

アイナメは酸欠に大変弱く、キャッチしてからリリースするまでの拘束時間の長さでリリース後のその魚の生存率が大きく変動します。

自分が自信が持てる完全リリースなら、魚を水から引き上げて水に戻すまで「30秒以内」という理想基準があって、守れるよう極力心がけています。

又、産卵時期のアイナメのオス(※婚姻色が出ているので見ればすぐ分かります。)は産卵床を守っている可能性が高く、仮にその後リリースすることを前提とした一時キープであっても、違う場所に移動してからリリースしてしまうとこのオスが守っていた卵塊は他の生き物や他のアイナメの餌食となってしまい、仔魚に孵る見込みは限りなくなくなる(=仔魚の数が減り続けることで最終的に積もり積もってその海域のアイナメ全体の資源量減少につながっていく)懸念があります。

なので、アイナメに関してはそのような特性上、ソイやハタ、カジカやカサゴ、メバルとは異なる産卵形態につき、釣りあげたオス個体を海域を移動してからのリリースすることは、同じリリース方式といえども、「仔魚の保護」という観点では意味を持たないという現実からも目をそらすことができないのが実態です。

ですので、「せっかく逃がす意識で釣っている場合」には産卵床を守っているであろうシーズンのオスのアイナメが釣れた場合には、そのオスがすぐに同じ自分の産卵床に戻れるようにそこまで釣り人側が配慮してリリースする必要があります。

方法は現状ではひとつしか考えられず、その場で同じ場所から水の中に最速の時間で逃がしてあげる方法しかありません。

近年のアイナメの減少は目に見えて顕著ですので、こういう魚への配慮もアイナメという魚種を取り扱う人間に課せられた使命であり、これからの時代の課題ですね。

 

それでもってお話は戻るのですが、プライベート釣行で写真を撮る必要のない場合は30秒というアイナメを撮影するための拘束時間も難しくないものですが、ロケのときのようにムービー、スチール共にカメラマンさんが慎重かつ丁寧に撮影していくような場合には水汲みバケツを持参して、バケツで魚に海水をかけ続けて(口から水を送り込むようにすると呼吸が継続するので魚が少しでも楽になると思います。)撮影を続行したり、タモ網に魚に入れて海に付けながら弱るのを極力防ぎながら撮影を継続したりとそのくらいのケアをしないとアイナメの場合にはリリース予後に死亡してしまうケースが実はとても多いものとして、長年心を痛めながらも自分なりに創意工夫を凝らして考えてきました。

魚の弱さ加減ではアイナメはヤマメ・サクラマス同様のレベルで、皆さんが思っている以上に繊細でデリケートな魚なんです。

ヤマメやサクラマスを専門的に狙っている釣り人たちの「釣り人が魚を持って写っているニコパチ写真」で多いのは、水に魚をつけたままの写真が多いのはトラウトフィッシングをやらない人々からみればとても印象的に映るかもしれませんが、これはトラウトフィッシングを嗜(たしな)むという歴史と気品に彩られたイメージや世界観を守るだけではなく、水から引き上げると魚が弱ってしまうから、美しい魚の魅力を最大限に引き出すためにも水から完全に出さないで魚を撮影するというトラウトアングラー達の魚への気遣いが実は大きく存在しているんですね。

結果、写真映えがしますよね!

もともと、トラウトフィッシングをフライで釣ることは西洋における貴族の高貴な嗜みの世界のものでした。

貴族の嗜みも歴史と共に市民権を得て一般化し、ルアーやフライという釣り種目として戦後の日本に輸入された文化というのが我が国での西洋式疑似餌針でのトラウトフィッシングにおける一般認識での起源とされています。

日頃からヤマメやサクラマスとかのサケ科魚類を専門に狙って釣っている方であれば、マスという魚がどれ程デリケートであるかは、言わずもがな容易に理解できると思います。

 

そうなんです。それがアイナメにも実のところ当てはまり、アイナメ維持管理の難しいところ。

リリースしているつもりでも実はその後に死んでしまっているケースが多いのではないか、ということも近年の北国全域でのアイナメ減少に歯止めがかからない原因のひとつになっている一旦と推測され、魚の写真を撮るにもその間は少なからず魚を陸上で拘束しているわけですから、その取り扱いには最大限の配慮を釣り人側が施さなければなりません…。

 

アイナメを水から出して1分超えてしまうとその間は魚は呼吸困難になっているため、もう死んでしまう直前(眼の瞳孔が開く・体色が急に変わる、ブルブルと痙攣し出す)になっているか、仮にリリースできてもその後人知れず海底で魚が意識を失ってひっくり返ってしまうので、リリース後の生存に関しては何とも言えない部分があります。

浮き袋の膨張による減圧症状が発生しやすいハタ、ソイ、メバルとはまた違った、「酸欠に著しく弱い」というリリース問題をアイナメは抱えているのです。

 

その点、強い弱いで言えばソイとカジカは生命力がとても強い魚で、ハタとカサゴもソイほどではありませんが生命力(基礎体力)が強い魚なので、アイナメとはだいぶ事情が違うのですね。

そんなアイナメですので、必要のない場合は活きのいいうちにすぐに逃がしてあげた方が魚にはよいので、近年では必要外に写真を撮らなくなってきたことと、この日の釣行ではブログ用にと“おさえ”の1尾だけは写真に撮りましたが、あとは釣れたら即リリース×3を繰り返しました。

アイナメはソイほどの重量感はありませんが、フッキングに成功すると首を振りながら細かい動きをする魚なので、ロングスピンで掛けたならいずれも遠くから伝わる首振りファイトの時間はとても心地よいですよね。

自身にとっては昔から慣れ親しんだ魚ではありますが、釣れると今でもうれしい魚です。

 

ちなみに渓魚に例えるなら、イワナがソイで、アイナメはヤマメです。そんでもって、カジカはイトウで、ハタはニジマスでしょうか。

 

堤防からの釣りは岸からは撃てないエリアをボートで釣ったり、あまり人がこないような荒々しい地磯で釣ったりするような特別な大物とめぐり合うような場面や数がたくさん釣れて…ということも正直なところこのご時勢ですからほとんどないのが現状ですが、そう遠くない海にあるその辺の堤防からでも30cmとか35cmとかのハタやソイ、アイナメなんかがポツポツ釣れると、逆に1尾1尾が自分の中で貴重な存在になるので、これはこれですごくうれしくなります。

 

釣れてくれた1尾の魚に自然と愛着が湧いて、「どうもありがとね!」と私なんぞ、心の中でいつも魚にお礼を言っています(笑)。

ロケのときはオフィシャルな釣りを展開するのは課せられた責務ですが、それとは真逆のいち個人のプライベート釣行では派手さはない釣りであったとしても、水辺で過ごす時間に心が満たされています。魅せ場に必要がないためです。

これは東日本大震災を経験してからというもの、海への向き合い方や魚への接し方の面での考え方もずいぶんかわったし、今や30代も半ばになって次第にそうなっていった、という年齢的な積み重ねもありますね。

 

そんな散歩がてらの、楽しい趣味の釣り時間ですから、稀に40cmとか、45cmとかの大きめの根魚が掛かったらそれはもう上出来です。

50cm級の大物根魚を狙いに行くとか、希少種の根魚を狙いに行くとかはもうベクトルの異なる世界観といってもいいでしょう。

今日この堤防で出会った40cmのベッコウゾイなんて、デスアダーホッグ3インチの性能のおかげなのでしょうね。

③

ロケの釣りや開発検証で正しい判断を求められるテスト釣行ではビシッと飛ばしていきますが、プライベート釣行では肩の力を抜いたこういう“ちょい釣り”に近年はとても癒しを感じています。

要は、釣るぞ~!と欲を出さず、投げに行くだけ。「釣れたらラッキー♪」くらいの楽な気持ちで釣りに臨むこともあります。

ちょい釣りでのロックとか、ハゼの投げ釣りだどか、ヘラブナ釣りだとか。あとはナマズ釣りもですね。趣味で嗜んでいる釣り全般です。

しかし、サクラマス釣りは別格でプライベート釣行においても、1投1投を超本気でキャストしてしまいますが(笑)。

 

日本国内だけでも「果てしなく凄い海」というのはたくさんあって、北海道の離島や九州南西諸島の離島なんかだと都会に暮らすアングラーなら驚愕してしまうような巨大根魚がその辺の堤防からでも釣れてしまうような釣り場も国内とて、あるものです。

その反面、そういった場所は遠いし行く帰りも不便なので多くの釣り客はそうそう訪れないある意味、未開の海でしょうが、ご当地の地元の好きな人達にとっては“当たり前”の日常のような海もあります。

④

なのでスケールの大小は地域毎にあって当然なのですが、全国津々浦々皆さんお住まいのお近くの海で「その辺の堤防からでもそこそこ大きめの根魚が釣れるよ~」っていう場所がありましたら、そういった場所はぜひ大事にしてくださいね。

 

貴方様にとっても、見知らぬ誰か様にとっても、「宝」のような場所かと存じます!

 

 

今年最後の一ヶ月も残り半分。

忙しない師走の朝のひととき。

 

気分転換、“ちょい釣りロック”楽しい時間でした!

 

 

 

追伸:タックル載せておきます。

なにかの参考になれば幸いです。

ロッド:ロックトランジットRTS-962H“ロングスピンキャスター96”(プロト)

リール:ヴァンキッシュ4000HG

ライン:シーガーPE X8 1.2号(堤防からのアイナメ狙いなら通常0.8号あれば大丈夫です。)

リーダー:シーガーグランドマックスFX 5号

ルアー:デプス×プロズワンデスアダーホッグ3インチ(カラーN0.♯02、♯03)

フック:ツイストロック1/0(ソイ)、マルチオフセット♯1(アイナメ)

クッションビーズ:ロックンビーズソフト

シンカー:カルティバブラスシンカー14g(ソイ)、ナス型錘7号(アイナメ)

です!

デプス×プロズワンデスアダーホッグ3インチをべッコウゾイが喰らう朝。

釣り場へ向かう道中、雪がちらついていました。

夜明けの遅い師走を感じる、朝の堤防。

遠方の水深から伝わる重々しい引きの主はベッコウゾイ。

①

ヒットルアーは、デプス×プロズワンデスアダーホッグ3インチの“♯03:ビジブルチャートオレンジ”カラー。

 

こちらになります。

②

フックはカルティバツイストロック1/0、クッションソフトビーズはロックンビーズソフト、シンカーはカルティバブラスシンカー14gの1/2ozテキサスリグのロングスピン。

デスアダーホッグは胴体とパドル&触覚の間にクビレがあるホッグ系ワームなので、クビレより手間側(胴体側)の区間にフックを収めることで、他のホッグ系ワームにはあまり見られないクネルような(“くの字”を描くような)ジョイント・アクションを生み出すのが魅力。

つまりは、【ヘコへコ動かせるホッグ系ワーム】なんです!

魚に見切られにくいフレキシブルなルアーアクション。

これがこのワームの効くところの大きな特徴のひとつ、ですね。

 

こちらのワームによく用いるオフセットフックは、「ツイストロック」の1/0や「岩礁メガトンロック」の♯1番。

針を少し小さめにすることでワームのアクション可動域が大きくなります。

(針のサイズを上げていくとワーム全体のアクションが硬いアクションに移行していきます。)

遥か彼方まで投げるなら大きな着水衝撃を受けてもワームが限りなくズレにくい前者の針、アベレージ距離での使用範囲なら後者の針を使うことが多いです。

あとはロングスピンタックルであれば前者、ベイトタックルであれば後者という使い分けもします。

小針でも太軸フックを用いることで、仮に頑として魚と引っ張り合いになっても一部の特別引きの強い種類のハタを除いたら30cm~50cm級の根魚相手であればこれら針強度でも必要以上に恐れなくても大丈夫ですよ。

③

朝に絡めたわずかな時間でも、時にこのような遭遇がある魚釣り。

3インチという小粒のワームながら「喰ってくる魚が比較的大きめの魚が釣れやすい」というのがデスアダーホッグ3インチならではのセールスポイントですね。

 

デプス×プロズワンデスアダーホッグ3インチ。

エビやスナモグリ(アナジャコ)、小さめのシャコなどを模す、ロック専用ワームです。

魚種別では、アカハタ釣りやアイナメ釣りで特に人気のアイテムとなっているようです。

アカハタは、たいていエビが主食ですからね。

アイナメも北海道の釣り場だと道南とか砂地の絡むエリアでは小さめのシャコを捕食しているケースがありますよね。そんな場所ではこのワームも試してみてください。ワームシルエットと動きがマッチします。

あとは小場所でのキジハタ釣りやカサゴ釣りにもいいですよ。

他には、胴体を短くカットしてボトム系リグでセットすれば、クロダイ・キビレ釣り(チヌング)でも愛用されていたりします。

兄弟分のデプス×プロズワンスパイニークロー3.5インチよりもコンパクトシェイプの分、使える用途が広い、というのも利点となっています。

ソイにフッキングしている上の写真(↑)、ワームのサイドビューをご覧の通り、デスアダーホッグ3インチは真横から見るととてもスレンダーな縦長形状につき、ホッグ系ワームといえども針抜けがよくフッキング性能に優れています。

 

今回登場の魚はベッコウゾイですが、ソイ類もホッグ系ワームに喰ってきやすい時期って水温の低下が顕著になってくる頃が“特に”ですね。

クロソイよりも分布域の関係上、水温適正が温域にあるベッコウゾイの場合には水温が下がると魚の中の細胞(代謝)活動も下がるので、そんな外的要因の影響もあって捕食のためのストライクゾーン(追尾距離)も夏期よりも更に短くなります。

そのため、スイミングでの横の動きに次第に反応が鈍ってくる初冬からが甲殻類系ワームでのヒットがいつもより余計に多くなっていくわけです。

④

ルアーを知る前に釣り人は魚をよく研究することをオススメしたいです。

釣り好きならすごく面白いはずですから、ぜひ!

魚を知れば、自然のサイクルから理にかなった釣りが身につきますので必然的に釣果も高まるものと思います。

魚を知る=研究に没頭するのは、趣味としても大変面白いものです。

 

 

ひとまずソイが釣れたので次はアイナメを狙います。

続くお話は次回にー。