ロックフィッシャー佐藤文紀

ロックフィッシャー
佐藤文紀
(さとうふみのり)
元祖・根魚ハンターとして、数々のIGFA世界記録及びJGFA日本記録を有し、「根魚釣りの専門家」として東北〜北海道を拠点に全国各地の根魚を追い続ける。
又、フラットフィッシュや大型トラウトの釣りにも造詣が深い。
2011年、自らがプロデュースするブランド、PRO’S ONEを立ち上げた。
NPO法人ジャパンゲームフィッシュ協会(JGFA)評議員

キャッチアンドリリースのお願い

豊かな自然とグッドコンディションの魚を守るため、必要以上のキープは慎み、又、産卵前の個体やこれから大きく成長していく若魚は、ぜひともリリースを心掛けましょう。
釣り場環境への負担を最小限に抑えることで、次世代に渡り末永く楽しめることを願って―。

雑誌「SALT WATER 2018年 7月号」発売

★プロズワンからのお知らせ★

5月21日(月)、雑誌「SALT WATER 2018年 7月号」(地球丸)が発売されました。

 

■特別企画 ROCK FISH GAME いま人気絶頂の釣りに入門!

「今年からはじめるハタゲーム」

スイミングとボトムで3種のハタ(オオモンハタ・キジハタ・アカハタ)を釣り分ける

佐藤文紀

 

 

 

ぜひ、ご覧くださいませ。

偶然の魚との遭遇で、脳内海外釣旅。

ふと…昨年の今頃は何をしていたのかな、と思いまして。

昨年の写真アルバムを振り返ってみたんです。

 

ちょうど昨年の今頃はデプス×プロズワンコラボレーションのワームテストとロックトランジットRTC-822EXH“スキップツー”のテストが佳境を迎えていたタイミングでした。

 

今日のお話は、一年前のそんなある日のこと……。

③

相変わらず、ロックフィッシュ狙いで磯に立っていました。

手に構えるはスキップツー(ロックトランジットRTC-822EXH)の当時における最新プロトで、エクスセンスDC-XGに、PEラインはリリース後間もないシーガーPE X8(エックスエイト)の2号を巻いていました。

タイミングが重なりロッドも、リールも、ラインも、最新バージョンで同調。

ショックリーダーには、シーガーグランドマックスショックリーダーの5号を結束。

 

面白いことに、この日のロッド&ワームのテスト釣行では「狙いではない魚」が掛かったんです。

完全なる偶然というものです。

 

テキサスリグにセットしていたのは当時、開発途中だったデプス×プロズワン スパイニークロー3.5インチ。

沖にフルキャストしてひとしきり探って来たのですが、そのピックアップ中、背中の青い魚が猛烈なスピードでスパイニークロー3.5”ケイムラクリアホログラムカラーに迫ってきました。

青物ではない!

内心「海サクラか!?」と、ピックアップからそのまま魚が戻っていった沖に一連の動作でリグを放ち水面直下高速巻きで撃ち返ししたんです。

こういうときはその後の1投が決め手です。

 

魚がまだ付近にいれば、向こうは再び何らかのアクションを示してくれるはずだ、と。

 

そしたらグンッ!とリールのハンドルが止まったので、しめた!!と思って渾身のフッキング。

磯場なので立ち位置が安定しにくいですが、相手はグネグネを体をくねらせながら鋭く突っ込んでいきます。

 

偏向グラス越しに見える視界では、水面直下でギラギラと光ながら魚が激しく抵抗していました。

 

ロックフィッシュをやっていたもので、リールはフルロックだったものですから急激な引き込みにベイトリールのクラッチを切り、指ドラグで応戦。

海サクラなら口切れフックアウトが怖いですから、慎重にファイトせねば。

 

針は岩礁カウンターロック1/0。

つまりはオフセットフックなんです(汗)。

 

季節柄もあって、その瞬間こそ海サクラのことしか頭になかったのですが、魚をあげてみて……。

④

あぁ…。

あぁ……。

⑤

ああぁ………。

 

サクラマスじゃないぃぃ~~(泣)

⑥

シルバーサーモン=ギンザケでした、というオチ。

 

ご周知の通り、ギンザケは日本には生息しておりません。

本来はカナダやアラスカに自然分布しているサケなんです。

稀に北海道沿岸部で海の向こう(北米大陸側)から迷走してきたハグレ個体が捕獲・釣獲されたりすることも“ある”程度に過ぎません。

⑦

日本では東北の三陸(金華ギンのブランド名が有名)や四国の瀬戸内海(レモンサーモンのブランド名が有名)ではギンザケの海面養殖を盛んにおこなっていますから、この魚は養殖施設から逃走したものが“やや野生化”しかけていた個体と推測つきます。

⑧

一代限りのネイティブ化の最中、コウナゴ(小女子)を沢山捕食していました。

⑨

 

仮にここが北海道の釣り場なら、こういう出会いでも相手が海サクラの可能性はあるわけですが、ここは東北。

フィールドスケールが違うので、現実的に海洋サクラマスの密度も違い過ぎます。

まぐれとはいえ、どのみち海サクラがロックフィッシュゲーム中に易々とテキサスリグに喰らいついてくるなんて、そう甘いものではありません。

 

アラスカにテレビロケに行ったとき、キングサーモンの姿は見ることができませんでしたがギンザケ、ベニザケ、カラフトマス、ドリーバーデン(降海型オショロコマ)の姿は間近で見ることができました。

カラフトマスは北東北や北海道でもお馴染みですが、野生のギンザケ、ベニザケ、ドリーバーデンは初見で、その勇ましさはとてもかっこいいものでした。(釣りたかったけど。笑)

なかでも、アラスカのコディアック島の沖合いで見た本家本物の「海シルバーサーモン」は、この日偶然釣れてしまった魚とはまるで顔つきの精悍さが違います。

鼻は尖り、目が鋭かった。

かっこよさは全然違うものです。

 

下の写真(↓)はアラスカのコディアック島の沖合いです。

ブラックロックフィッシュ(クロソイの仲間)を釣っていたグラブのジグヘッドリグを突然どこからともなく1尾のシルバーサーモンが現れてルアーに少しだけついてきたんです。

一瞬のできことながら、かっこいい~と目を奪われる出来事でした。

⑩

 

一年前のある日の、たまたまの1尾から国内におけるサケマスの聖地・北海道へ脳内瞬間移動し、果てやアラスカに記憶はたどり着く。

偶然が呼んだ魚ですが、どこまでも奥が深い“海”を脳内で記憶一周。

 

ときには、思い出巡りも楽しいものですね。

 

自身、毎年5月から6月になるのを境に、トラウトからロックフィッシュへと頭の中を切り替えるタイミングがやってきます。

春モノから夏モノに衣装をかえるように、頭の中も衣替えです。

ハタをメインにアイナメもソイも楽しい季節です。

毎年恒例なんです。自分の中で、きちんと季節毎のターゲットに向き合う気持ちを整理するタイミングがある。

 

だけど、もう少し。

もう少しだけ、サケ科の魚を無心に追わせてください。

釣りに行けても行けなくとも。

釣れても釣れなくとも、大きなトラウトに想いを馳せる時間がほしい。

 

一年の中で、とても楽しみにしている僅かな時間。

それは時に、奇跡の出会いと呼ぶのかもしれません。

I LOVE MIZUBE, I LOVE SAKURAMASU.

⑪

鱒(マス)も、鯰(ナマズ)も、私にとってはそんな存在なのです。

水辺の友!

 

 

ロックフィッシュたちとトラウトたちが誘う(いざなう)、美の世界。

魚のことを、もっと知りたい。

どこまでも、知りたい。

 

そんなとき、魚の片隅に優しい彩りを添えられる釣り道具があったらいいのにな。

素晴らしき魚にそっと彩りを添えて。

そんな思いから作られているのがプロの一手=プロズワンのプロダクト。

 

春もたけなわ

そんな春もたけなわ、北国も初夏の陽気を感じつつー。

ロックトランジットの最新入荷情報です☆

今日は釣竿ロックトランジットシリーズの最新入荷情報です。

 

【スピニングモデル】

●最新作ロングスピンキャスター96(RTS-962H)→入荷済み(メーカー在庫完売)

 

注文殺到につきメーカー在庫完売しました。

生産全量出荷しております。現在、店頭在庫(インターネット通販店さん含)のみの在庫ストックのようです。

 

実売店舗さん及び通販サイト運営店舗さんに在庫がない場合にはご予約をご利用下さい。

現在、入手までに4ヶ月待ちとなっております。

次回入荷は9月中旬頃の予定です。

 

6月・7月・8月の夏ロックのハイシーズンに導入のご検討のお客様は現在出回っている店頭在庫のお早めの確保をおすすめ致します。

9月下旬から冬にかけての秋冬ロックのハイシーズンに導入を検討のお客様は、今のうちから最寄のショップ様にご予約されると9月下旬の入手が確実です。

 

 

【スピニングモデル】

●ロングスピンキャスター90(RTS-902MH)→入荷済み(メーカー在庫あり)

 

【ベイトキャスティングモデル】

●ロングベイトキャスター92(RTC-922EXH)→入荷済み(メーカー在庫あり)

 

【ベイトキャスティングモデル】

●スキップツー(RTC-822EXH)→入荷済み(メーカー在庫あり)

 

【ベイトキャスティングモデル】

●ヘビーライト(RTC-702H)→入荷済み(メーカー在庫残り僅か。スポット生産限定品につき、この生産をもって本年度のRTC-702Hの生産は終了。)

 

となっております。

①

②

③

写真はロングスピンキャスター96のご紹介になりますが、こちらのロッドはキジハタよりもアカハタよりも格段に引くオオモンハタを磯から狙い撃つ強靭なパワーと、1日中リールのハンドルを巻き続けてスイミングさせていくことまで十分に研究と配慮を重ね、ロッド自重の軽さも大切にした「パワーと自重の双方バランス」を取った黄金比率のロングスピンロッドです。

50UPアイナメをコンブ帯から引き抜く釣りも言うに及ばず、桁違いのパワーで強烈に突進するオオモンハタに真っ向から挑めるハイパワースペックです。

 

アイナメ類・ソイ類・キジハタの場合にはフロロカーボンリーダー5号までの太さのリーダーでの結束部を巻き込んでのキャストを想定。

オオモンハタ・アカハタの場合にはフロロカーボンリーダー6号基準での結束部を巻き込んでのキャストを想定。

 

キャスティング時にフロロカーボンショックリーダーの抜けの良さを加味したガイドの大きさとその設定バランスでトータル感度を取っているロングスピンキャスター96。

そのパフォーマンスをフィールドで体感して下さい♪

デプス×プロズワンデスアダーシャッド4”「♯12アオキンイワシ」カラーでのクロソイ釣果情報

岩手県の及川さんよりデプス×プロズワンデスアダーシャッド4”「♯12アオキンイワシ」カラーでのクロソイ釣果情報をお寄せいただきました。

 

①

「新発売されたデプス×プロズワンデスアダーシャッド4インチを使いたく、短時間ながらクロソイ狙いでナイトゲームに釣行しました。

タックルはロックトランジットRTC-702HヘビーライトにPE1.2号ライン、リーダーはフロロ16lbをセット。

リグは5gのライトテキサスで、シンカーストッパーで固定しました。

場所的には流れのある釣り場でテトラにぶつかって出来た流れのヨレにキャストしゆっくりリトリーブ。

立ち位置を変えてもう一度キャストするとゴンッとナイスバイト!

一呼吸置きスイープに合わさるとズシリと重い重量感!

 

慎重にやり取りしネットイン!

体高のあるハイクオリティな個体でした!

②

大きさを測るとジャスト40センチ!

オフセットフックの大きさは4/0、ヒットカラーはアオキンイワシです!

 

深場まで狙えるボートロックではこれ以上の大物ソイもこれまでに手にしたことはありますが、オカッパリのナイトゲームでは自身初めての40UPクロソイだったので感無量でした!!

その後も30cm弱のクロソイを一本追加し、大満足のまま納竿!

 

プロズワンデスアダーシャッド4インチ、早々にクロソイ一軍ワームになりました!!

大きすぎず小さすぎないワームサイズ。

そしてワームマテリアルも固すぎず柔らかすぎないという絶妙さ。今回はライトテキサスで使用しましたが、ジグヘッドリグで使うとまた違った動きが楽しめると思います!

 

ジグヘッドリグとテキサスリグでのスイミング。

同じスイミングでも、リグごとにその使い分けができるワームですね。③

相棒ロックトランジットのヘビーライトも最高のロッドです!

30gを振り切れるのに軽い3.5gまでも投げれますし、素直に曲がるテーパーで、わずかなバイトも竿で弾かずスイープに合わせる事が出来ます。ガイド設定が大きいので、PEラインと結束したリーダーをガイド内に巻き込んでキャストしても抜けが良くキャスティングトラブルがありません。

キャストしたルアーが気持ちいいくらい、遠くまでカッ飛んでいくので投げているだけでも楽しいロッドです。

 

ナイトゲームで狙うクロソイはリグはフィネス気味ですが、ヒットする魚には大きいものもいる。

できるなら小型の数釣りに終始せず、期待の一発大物が望めるような釣りを展開したいと常に考えてきました。

その過程で、プロズワンのロッドに出会うまでは掛けるのに獲れない…。

掛けても獲れない…。

これまで何度悔しい思いをした事か……。

 

名前の通りヘビーライト。

ソイ用と言っても過言ではないくらい()、ヘビーライトはナイトゲームのクロソイ釣りにも向いてます!

 

マダラにクロソイ。

季節が進みましたら、次は青物でしょうか

これからの釣行がまたひとつ楽しみになりました。」

 

 

 

素晴らしい釣果おめでとうございました。

ソイの仲間特有の猛々しい臨場感がお写真から伝わってまいりました。

ご自身のショアのソイゲーム記録更新となる大物、おめでとうございます!

今後も素晴らしき釣果に恵まれますことお祈りしております。

 

春の水辺は、鱒(マス)のち鯰(ナマズ)。

ナマズの季節も到来ですね。

①

我がイ・ト・シの、ナマズ話を今日は存分に書き綴ります!

 

 

3月は釣行ゼロ(イベント過多)、4月の釣行回数は撮影取材混ぜて僅か5回。

しかし、北海道ではこんな美しい海アメを釣り。

②

海に降りたばかりの子アメマスにも遊んでもらえて。

P4100865

元気で、大きくなってね!

(顔つきは幼くても目つきは大人のアメマスが持つ野性そのもの。)

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こんなカッコいい、海サクラも釣り。

③

東北では大河のサクラマスとも颯爽と出会え。

④

待たせたな!やっと釣りに来たぜっ!!と、サクラマスと心の会話(笑)。

 

という感じで短期集中決戦ながら、北海道~東北とリズミカルな春釣行をおくることができました。

サクラマスに関しては今年は年明けから今月一杯まで忙しくプライベート釣行に割ける時間が事前には定まらないため釣行が散発的で、フィールドコンディションにその都度合わせられないため、夏までに1尾釣れたらうれしいなぁ~くらいの覚悟をしていました。

それでも間に合わなかったら…6月半ばの道北か、7月の道東で、とも考えていました。(それはそれでとても魅力的なのですが)

相手がサクラマスともなれば、その存在自体が凄みを持つ魚。

釣り愛好家であれば、釣ったことのあるなしに関わらず、誰もが一目を置く魚のひとつに数えられます。

サクラマスの生息域は道北オホーツク海はもとより、太平洋側は北海道から関東まで。

日本海側は北海道から南は山陰まで。

と、意外と出会える可能性のあるエリアは日本中広いものですが、出現密度と期間が限定傾向の魚で、けっして釣れなくはないが「釣るのは難しい」いうサクラマス特有の気難しさもゲームに拍車をかけるので、確率で言えば数釣りが可能なお手軽ターゲットとはまた別な路線にいるターゲット。

釣る場所は問わず、とにかくサクラマスの『あの銀鱗』が見たい!

それだけで「幸せを感じる魚」。

その一心に尽きます。

 

サクラマスに出会えた後の魅惑の(プライベート)ターゲットは次は、ナマズに移ります。

⑤

まるで妖精が飛び立ちそうな、マクロな世界に飛び込んでー。

自分ひとりの世界にしばし没頭するのです。

⑥

ナマズが棲む小川で釣り竿を垂らし、こんな可愛らしいナマズルアーをポコポコと音を立てて泳ぎ進めていきます。

すると…突然、静寂が掻き消える。

そんな世界が、身近な水辺で繰り広げられるんです!

それが、ナマズ釣りの凄いところ。

「こんな狭い水辺にこんな(50cm、60cm。あるいはそれ以上!)大きな魚が潜んでいるのか?」って知らない人が目の当たりにしたらきっと驚くことでしょう。

 

サクラマス同様、多忙が重なりスタートが遅れた今年初めてのナマズ釣行。

手元に直接衝撃が伝わる釣りとは違って、日中に視覚でアタリが伝わるのがナマズのトップウォーターフィッシング。

先程の写真のように最近はナマズブームの影響か?釣られ過ぎているのか?口周りにやや傷が目立つナマズも増えてきたような気がします。

①

リリース後の生存にも気を遣いたく、ナマズ釣りの針にはバーブレスにしたシングルフックを活用してなるべく口周りのダメージを軽減するように努めています。

ダブルフックはトレブルフックより針先の数が少ない分、針先が3点から2点に減ることで端的にはダメージ軽減にも繋がると思われがちですが、ウィードレス効果は素晴らしいものの、フッキング率の低下を抑えるためにトレブルフックよりも針のシャンクを長く設定されている製品が多く、結果、針がナマズの口に飲み込まれた際に、かわりに針先がナマズの目を貫通したり、目の周りに深く突き刺さってしまうことも多く、その後の生存後のダメージについても正直、気がかりなところはあります。

こういった現象は過去体験から来る、同じ平地にも棲む淡水ルアーターゲットのライギョやブラックバスの釣りでは気にはならなかった点で、魚の種類毎にそれぞれ口の構造と口の肉の厚みが大きく違うことが関係していると思うんです。

ダブルフックはバレにくいし、ウィードレス効果は高いし、釣り人目線ではとても良く出来たフックなんですけれどね、リリース前提で楽しむ釣りの場合にはナマズの顔の構造的にバス用に開発されたダブルフックでは取り扱いに関する難しさは少なからず感じています。

現行の他魚種用フックのアレンジも改善は期待できますが、ナマズルアー専用のフック形状とか今後開発されてくるような時代になれば、もっと面白いのに。

釣り針メーカーやナマズ釣りの専門家の方々には今後の追及を期待しています。

 

ナマズの生息域は必ずしも水の清涼なところばかりではなく、大きな川や湖沼など広大なフィールドにも生息する半面、田畑近くの濁った用水路や水が死んでいるかのように思えるドブのような小川にまで平然と姿をあらわします。

後者フィールドの場合、人の生活環境から流れ込む生活排水や菌・ウイルスの類も多いだろう環境面から、目と口の周りに傷を負うことで後々、病気を引き起こして負傷してしまう可能性も考えられます。

トレブルフックはナマズの場合、1本1本の針は短いシャンクながら“ぐちゃぐちゃ”にフッキングしてしまった場合にだいぶ口周りを痛めてしまうことがあるので、釣った魚の後先の健康のことまでを考えるアングラーであればご自身の中でなんらかの対策を施してみると、きっとナマズも喜びます。

本来は、シングルフック1本の「ぽかん釣り」のようなスタイルの方がナマズには優しいのかもしれません。(カエル、触れませんが…。)

釣堀の鯉釣りも、ヘラブナ釣りもあれだけ釣られても健康を維持している魚の釣りからヒントを得られないか?そう最近は考えているんです。

いずれにしても、ナマズの取り扱いも魚と向き合う上でのルールは自分の中で必要となる魚です。

丈夫な魚だからと邪険に扱わないで、愛情を持って接してあげてくださいね♪

ランディングネットをご持参される方であれば、ナマズの体表の粘液(ぬめり)はナイロン編み糸だと取れやすいので、ラバーネットにするだけでも体表の細かい擦り傷の軽減にも繋がりますのでぜひ試してみてください。

 

私の「ナマズ好き」は釣りの好ターゲットだからというものに終始せず、身近な水辺に棲んでいる淡水魚として愛くるしい存在だから、というのがその真意。

日本産淡水魚では極めて珍しい平地にも棲んでいる大型肉食魚というのも、存在が“いい感じ”に思えます。

 

子供の頃から水生昆虫や淡水魚の飼育が大好きで、学生時代はナマズも愛着を持って育てていました。

昔、田んぼに遊びに行くと水深30cmやそこらのとても浅い用水路にもナマズの幼魚が居て、網で簡単に捕まえられたものです。

おおよそ5cm~7cm。こんな10cmにも満たない小さなナマズが最終的には90cm水槽でも泳ぐのが持て余すくらいに大きく成長していく姿は愛情なくして語り尽くせない存在でした。

とても大事に飼っていたものです。

黒々しい体色のナマズは珍しくもなんともないですから、黄色っぽい体色のナマズが自分は特に好きで、そのような個体を選抜し最終的に2尾の黄色っぽい体色のナマズは丁寧に育て上げ見事な成魚になり母校の意向もあったので寄付した記憶も蘇ります。

ナマズの餌には自前で採集したメダカやタナゴ(タイリクバラタナゴ)、モツゴなどを中心に与えていましたが、今ではそういった小魚さえも小川に行ってもほとんど見かけなくなってしまいました。

あれほど水辺の友だったマツモムシにミズカマキリ、ガムシ、ゲンゴロウ類すら今の私の周りでは見かけなくなった、ちょっと寂しい時代。

時の変化、環境の変化を、よくよく痛感しています。

釣りをしていないと日頃、ナマズを意識することは滅多にない現代社会。ですが、日本の水辺には観賞用に放たれたコイ以外にも意外と街中とてこんな大きな淡水魚が棲んでいたりするー。

水辺や魚釣りに興味があるから、私たちはこのことを知っているという事実。

I LOVE MIZUBE, I LOVE NAMAZUの精神で大事に扱いたい魚ですよね。

なので、釣られる際にもちょっとしたナマズへの気遣いと心がけをお願いできたら、ナマズ好きとしてはうれしい限りです!

 

⑦

満足するくらい個人的釣行はできないけれど、ほんの数回の釣行でしたがアメマスも、サクラマスも、鱒(マス)釣りを通して魚の顔を見れて安心した、というホッとした気持ち。

⑧

あとは、もう少し時間が取れれば、鯰(ナマズ)にも遊んでもらいたい今日この頃。

鱒も鯰も、嗚呼よき春かな。