ロックフィッシャー佐藤文紀

ロックフィッシャー
佐藤文紀
(さとうふみのり)
元祖・根魚ハンターとして、数々のIGFA世界記録及びJGFA日本記録を有し、「根魚釣りの専門家」として東北〜北海道を拠点に全国各地の根魚を追い続ける。
又、フラットフィッシュや大型トラウトの釣りにも造詣が深い。
2011年、自らがプロデュースするブランド、PRO’S ONEを立ち上げた。
NPO法人ジャパンゲームフィッシュ協会(JGFA)評議員

キャッチアンドリリースのお願い

豊かな自然とグッドコンディションの魚を守るため、必要以上のキープは慎み、又、産卵前の個体やこれから大きく成長していく若魚は、ぜひともリリースを心掛けましょう。
釣り場環境への負担を最小限に抑えることで、次世代に渡り末永く楽しめることを願って―。

パワーベイトSWバルキーホッグ3”新色のご紹介

今日は、バークレイ/パワーベイトSWバルキーホッグ3”に追加された新色のご紹介です。

①

バルキーホッグ3インチは、ご存じの方も多いと思いますが元々はバス由来のワームながらロックフィッシュゲームでのテキサスリグとの相性も良いため、大中の根魚釣りでもよく使われるワームです。

そのSW版はソルト専用モデルになります。

 

さて!

今回も一色ずつフィーチャーしていきましょう。

 

 

● クリアパープルホログラムフレックグロー

②

ちょっと名前が長いですが、「パープルホログラム」と略していただければと思います。

紫といえば一般的にはケイムラカラーのイメージでもありますが、バークレイでは素材に封じ込める匂いとの共存の関係でケイムラカラーは現段階実現が難しいため(ずっと昔からはオーダーしているのですが)、その代わりにケイムラチックな発色の紫色ワームに粗めの裁断ホログラムを混入させて表現している1色です。

「ケイムラ」、「紫」、と言えばキジハタを連想される方も多いことでしょう。

キジハタの場合は紫外線発光=ケイムラカラーを筆頭にパープル系、グリーン系(グリーンゴールドなど)カラーにすこぶる良い反応を示すロックフィッシュとしても知られています。

実際、私もケイムラ発光カラーや紫、緑色のワームはキジハタ狙いでは投入する機会が多く、これまでも数々の実績に恵まれています。

それと、「紫単体」色で捉えれば北海道に生息するウサギアイナメも紫色のワームに対し強い反応を示す魚。

ウサギアイナメのオスの婚姻色は紫~赤紫色なのでオス同士にとってはある意味、威嚇色(攻撃対象物)になる可能性もありますし、メスに対してもオスの体色と同系カラーは何らかの誘引要素を発揮するため、魚の寄りが良いカラーなんです。

それとピンク系カラーも反応良いものですから、ピンクや紫といった色彩のワームカラーはウサギアイナメ狙いでは有効なカラーバリエーションです。

どちらも非常に希少なロックフィッシュであり、これからが本格シーズンイン!

キジハタやウサギアイナメを狙われる機会のある方、これらが生息している地域にお住まいの方にはぜひおすすめしたいカラーです。

ちなみにグロー(夜光)になっています。

 

 

 

●クリアレッドホログラムフレック

③

透明なクリアベースに細かいホログラムパターンと赤のフレック(ラメ)を混入したカラーです。

見方によっては、水中に浮遊する小イカっぽく…も見えるかもしれませんね。

 

こちらも主としては、キジハタ向けカラーとして近年注目されている系統のカラーです。

ケイムラ発色できれば尚のことキジハタには良いのですが、先述した通り、匂い成分との兼ね合いもあり現段階ではバークレイではケイムラカラーが実現が難しいため、それに代わるケイムラチックな色合いとして登場。

キジハタは日本海や瀬戸内海に多いハタですが、特に水の透明度が高い海域が多い日本海側のキジハタフィールドではこの色彩は特に好まれる傾向があります。

キジハタアングラーの方、ぜひお試しください!

 

 

 

●ボケジャコ

④

表面です。

⑤

裏面です。

使い方的には、ちょっと風変わりでライトな(色の薄い)ジューンバグというテイストでもお使いいただけるかと思います。

「ボケジャコ=スナモグリ」(正式にはニホンスナモグリ)のことです。

クロダイ釣りをされる方であれば、こちらの存在は有名ですよね。

ボケジャコはクロダイの好む、ヤドカリに近い仲間の小型甲殻類。

シナモンブルーフレックのレッドコア(レッドストライプ)とでも、表現すれば分かりやすいでしょうか。

色具合的に透明度の高い群青色をしている海では馴染みが良いと思いますし、実際にボケジャコが生息している砂泥の体積している釣り場でのロックフィッシュ&マゴチ狙いにお試しください。

 

 

 

●オキアミコパーグロー

⑥

「コパー=銅」色です。

さて、磯のフカセ釣りやマダイのコマセ釣りなどで有名なオキアミ。

今日も釣り餌として、海釣りの世界では欠かせない存在です。

カラー名の通り、そんなオキアミの色彩と銅色の細かいラメを混入しているのが、こちらです。

グローということで夜光カラーになっています。

ワーム表面がパール系の紫(ややパールマイカ的な)、あるいはパール系のピンクぽくも見える色で、旧来からバークレイワームをご愛用いただいている方であれば、10数年前にパワーベイトインショアシリーズのパルスワーム4”で出ていた爆釣カラー「ナチュラル」の色合いにも似ていると思いませんか?

その昔、宮城県牡鹿半島界隈(特に半島部の西側)のアイナメ&ベッコウゾイ爆釣カラーとして名を馳せた色がパワーベイトのナチュラルです。私は今でも大事に大事に取っておいていざ!という時にこちらも併用しているのですが、そんな色合いのリバイバル的な感じでも現在の最新フィールドにおいて上記ターゲットに向けてもお使いいただけるかと思います。

意外とキジハタもナチュラルは好きなので、結局はアイナメ・ベッコウゾイ・キジハタ狙いの方に有望なカラーのひとつとも言えるでしょう。

 

 

 

●パンプキンオレンジチャートリュース

⑦

表面です。

⑧

裏面です。

 

ここ近年、バスフィッシング界で注目を集めているワームカラーのひとつにグリパンチャートという色があります。

グリパンチャートとはグリーンパンプキンチャートの略で、片面がグリーンパンプキンでもう片面がチャートリュースという2トーンカラーです。つまりはナチュラルカラーとアピールカラーの半々合わせた色合いです。

その風合いを、やわらかいイメージでアレンジされた感覚でお使いいただけるのが、こちら。

パンプキンシードはバークレイパワーベイトのお手芸カラーのひとつとも言え、アイナメとソイ、マゴチは旧来からよく釣れる色として名高いです。

その昔は私もメインカラーとして使用頻度の非常に高かった色でした。そのパンプキンシードと少しトーンを抑えたやわらかい色合いのチャートが半々で合体していますので、ロックフィッシュゲームで遭遇するシーンでも、様々なシチュエーションで広く活用できることと思います。

西日本ではボトム系ルアーリグでの組み合わせではクロダイ・キビレ・マゴチ狙いにこういった色もかなり好まれてもいますよね。

 

 

 

⑨

以上、バークレイ/パワーベイトSWバルキーホッグ3”の新色をざっくりとご紹介させていただきましたが、おおまかにはクリアパープルホログラムフレックグローとクリアレッドホログラムフレックはキジハタ狙いに、あとの3色はそれ以外のターゲットにといったセレクトをされる方が多いとは思うのですが、これはあくまでも目安ですので実際に使う時には必要以上に気にせずに「お好みの色を好きなタイミングで」使っていただければ、という思いです。

色ごとのコメントは何かの参考になれば幸いです。

 

 

それと、兄弟分のパワーベイトSWパワーホッグ3”にも同時に新色が追加されています。

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バルキーホッグ3”よりもスキニーなパワーホッグ3”。

バルキーホッグよりも細身かつ空気抵抗減を実現しているため、抵抗大きいホッグ系ながらロングスピン釣法でも空気摩擦をあまり気にせずカッ飛ばせるメリットがあるホッグ系シェイプです。

パワーホッグ3”も昔からの定番品ですよね。

特に、スレ気味のフィールドでの防波堤ロックでは活用の場も多し。

こちらも用途に併せて、ぜひどうぞ!

パワーベイトSW Tテールミノー3.7”新色のご紹介

今日は、バークレイのシャッドテールワーム「パワーベイトSW Tテールミノー3.7”」に配備された新色のご紹介です。

①

シャッドテールワームは小魚の回遊が高まるこれからの時期に、一層の出番が増えるワームですよね。

現在、最盛期を迎えている北海道日本海側でのクロソイ狙いでのスイミングアクション&ロングフォールの釣りは勿論のこと、これからの時期一層とフィッシュイーター化しやすいアイナメ、成長と共に魚食性が顕著になっていくキジハタ・オオモンハタを筆頭に、ヒラメ・マゴチ・シーバス・タチウオ等にもシャッドテールワームの有効使用域は広がっています。

②

さて!

そんなシャッドテール系ワームですが、今回はこちらの新色1つずつをフィーチャーしていきましょう。

 

●ブルーピンク

③

まずは“ブルピン”です。

元々は青物ジギングにおける有効色としてメタルジグで整備されていったことが今日の人気に火をつける形となったものと思われますが、のちにさまざまなジャンルの釣りに広がっていく中で近年ではサクラマス釣り界においてもブルピンは流行色のひとつとして注目を集めていることもご存じの方も多いことでしょう。

事実、私もサクラマス釣りでのブルピン系カラーのルアーはスプーンもミノーもメタルジグも好きで投入の場は多いです。

話は戻りまして、こちら! Tテールシャッドでのブルーピンクは少し控えめな色彩になっています。

色的にはブルーとピンクの組み合わせにつき一見、見た目インパクトはある色ですが、ソフトルアーならではの透明感を表現した、また雰囲気の異なるブルピンなんです。

なので、色の濃淡はっきりとしたブルピンというよりも「やわらかい感じのブルピン」ということになります。

それに伴い慢性的に濁りのある海域からクリアウォーターまで幅広く使えるカラーリングになっています。

 

 

●ベビーイール

④

背中は青緑系のラメが散りばめられたフラッシングカラーで、ベリーはスモーク系カラーになっています。スモークカラーは水の溶け込みやすいので、水色に馴染む(消えやすい)色だったりもします。

魚って、ルアーの腹の色(ベリーの色)までよく見ているので、ベリーの色の差(アクセントの差)で釣果に差が出ることはエキスパートの間でも有名な話です。

特にシーバス界やサクラマス界ではこのことはよく認知されていますよね。

全体的なトーンは抑え目の色です。

この背中の色は、苫小牧の水色では一層発色が良いだろうなぁ~と。

ご当地のカタクチイワシパターンのアイナメ釣りの爆発力は本当に凄いところ。

苫小牧近海ならベリーの色は本当はパール系(白系)の方が全般には活路が多いとは思うのですが、ローテーションの一貫としてこちらのスモークベリーの色も“色彩トーンの強さ”で使い分けをお試しください。

 

 

●チャートリュースホワイトグローシルバーフレック

⑤

いわゆるチャートバックホワイトの夜光バージョンです。

プラグではよく見かける色のひとつだと思います。

こちらはワーム素材に蓄光素材(グロー)を練り込んであるので、暗闇で光るのでナイトゲームやデイゲームにおいてもディープウォーター域ではグローの効果が発揮されていきます。

色の性質柄、クロソイや瀬戸内キジハタなどナイトゲームが主流となる釣りでは出番が多いことと存じます。

又、早い展開を望むワーミングゲームでのヒラメ・マゴチ釣りにもビビットなアトラクトカラーとしてパイロット的な活用もおすすめです。

 

 

●シロギス

⑥

クリアベース素材にシルバーのラメを混入し、ブラウンバックがこのカラー。

渚に群れる小ギスのイメージカラー(あくまでもイメージです)ということになっています。

使い方によっては、ハゼを模したイメージでも!

それと南日本~西日本の温暖な海域だと熱帯性の小魚も多いため、こういったカラーリングそっくりな小魚も多く生息していますよね。

そうです、ハタやアオリイカのエサにもなりやすい小魚たちです。

いずれにしてもロックなフィールドはもちろんですが、砂浜(砂地)でその真骨頂を発揮していく場面も今後増えそうですね。

私的にはマゴチ狙いに!、いかがでしょうか。

 

 

●カモ

⑦

カモフラージュ系のナチュラルコントラストカラーです。

コンブ、ワカメ、アラメ、カジメなど茶色い海藻帯の中に入れると背景に同化する自然色として、バークレイワームご愛用の方であれば古くからメーカーカラーラインナップ一覧にあるお馴染みの一色ですよね!

光りモノ系回遊性小魚であるカタクチイワシの発色とはだいぶ異なりますが、その代わりにハゼ類、クジメ類、カジカ類など磯海の底棲系小魚全般に広く化けるカラーでもあります。

この色、常にハイプレッシャーな状態にさらされている東北太平洋側のフィールドでは人気がある色で、魚の密度は実はそれほど多くはないものの、プレッシャーは慢性的に高い状態にさらされている激戦区ゆえにこのカラーの活路は多し、です。

 

 

以上、ざっくりとではありますがこの度配備された新色たちのご紹介でした。

色はあくまでも個人の嗜好も大きく反映される要素のため、ここではおおまかな色説明と私なりの一言コメントの2点を織り交ぜて内容を絞ってご紹介しています。

好きな色!ございましたら、ぜひお試しください。

 

 

⑧

3.7”版と同時に、2.5”版も同時に新色が整備されております。

今時期、出産時期を迎えている大ガヤ(エゾメバルの大物)やメバルの大物狙い、カサゴ、ゴロタ場のムラソイなどライトロックターゲットにも最適なサイズ。

又、一定のコンパクトシェイプが求められるロングスピン釣法でも飛行中にワームが受ける風と空気抵抗をサイズの小ささで減らせるため、2.5”モデルはよく飛ぶワームにつきこういった使い方にも。

用途の応じて、ぜひ!

生き物にぎやかな、新緑の季節。

①

②

新緑が清々しい今日は昆虫や小魚、カエルなども活き活きと賑やかな季節。

これから真夏に向かっていく過程、生き物に備わる勢いを感じます。

 

魚釣りだけでなくて、水辺でのちょっとした生き物たちの躍動の瞬間をカメラに収めるのも、楽しみのひとつ。

③

同時に、海から河川へと稚アユの遡上も盛んな季節です。

 

 

 

■6月の出荷が予定している2機種の新しいロックフィッシュロッドも生産が佳境に入り、ロッド附属の保証書やタグのチェック作業や検品作業が進んでいます。

まずはロックトランジット/RTS-902MH“ロングスピンキャスター90”オリジナルからデビューとなります。

ロックトランジット

RTS-902MHオリジナル

軽量リグが勢いよくカッ飛ぶので、超遠投でディープゾーンにリグ送り届けるだけでなく、シャローの釣りにも重宝する万能な1本です。

軽量リグ&軽量ルアーを飛ばすだけ飛ばして遠方の大型を獲る、というこの機能は遠浅シャローでも重宝します。

テールスピンジグやメタルジグなどロックにも用いるハードルアーさえ扱える、PEライン完全対応ロックフィッシュ用ワーミング長尺スピニングモデル。

アイナメ釣りにおいては低水温となる冬の厳寒期や産卵後、今時期のようなシーズン初期に多発しやすいアタリの出方がどうも小さい時やハイプレッシャーな状況下でのショートバイト続出時にも“アタリを聞いてからアワセられる”、独特の「ベリーのたわみ」を有しており、こちらがアイナメのみならず、宙層・中層のクロソイ・キジハタ・オオモンハタといった浮いた状態でエサを摂取するロックターゲットのスイミングパターン時にも、ロッドが弾かずに乗せ掛けられるテーパーを実現しています。

ハタのひったくり系金属バイトにも完全対応させているテーパーです。

季節柄、好期に差し掛かってきたマゴチ釣りやライトなヒラメ釣りにも快適にご使用いただけるようになっています。

 

こちらの機種は既にショップ店頭でのご予約を賜っておりますので、発売後すぐにご入り用の方はお早目にご予約いただくとお渡し期間がスムーズかと思われます。

尚、オリジナル版に更にひと手間加えたファクトリーチューンドモデル「同グランドリミテッド」は、オリジナル版が発売された後に続いての生産上がりで6月中旬~下旬のリリース予定となっております。

そして今日は、オリジナル版に先行することイベント記念として特別限定販売されたグランドリミテッドのプロトタイプ改良Ver.「ロックトランジットRTS-902MH“ロングスピンキャスター90”ブラックリミテッド」を先月に開催されました2016ルアーフェスタin仙台にてお買い上げいただいた東北のユーザー様より、釣果のお写真をお寄せいただきました!

RTS-902MHロングスピンキャスター90ブラックリミテッド

体高が見事な、太くナイスコンディションのアイナメ。

釣り場の雰囲気や魚の躍動まで伝わってくる、臨場感あふれる一枚ですね!

 

オリジナル版・グランドリミテッド版ともにプロズワンでは引き続き、ロックトランジット902MHロングスピンキャスターシリーズの作業に邁進しておりますので、登場まで今しばしお待ちいただければ幸いです。

 

 

 

■6月下旬には、トラウトと釣りを主題とした川歩きの新しい本が出版される予定で、その記念すべき創刊号には小生もお手伝い参加させていただいています。

④

私が担当している企画ページはサクラマスです。

ヤマメがサクラマスとなる過程において、山と海が結ぶ壮大な水の物語が脈となっています。

こちらも原稿を書き終えて出版社さんに入稿済み、あとは校正作業を待つのみ、と進んでいます。

忙しいけれども魚釣りにまつわる新しい紙媒体に携われる経験も、もうかれこれ15年くらいの歴と長いのですが、こういった新しいプロジェクトに参加させていただけるのも未だに新鮮な気持ちで取り組ませていただいています。

 

夏に向けて、新緑のいい季節です。

川歩きがお好きな方!

トラウトがお好きな方!

サクラマスがお好きな方!

は、こちらの新しい本もぜひ楽しみにしていてくださいね。

ブルーオリオン30gでヒラメの釣果情報

北海道の赤田さんからヒラメの釣果情報をお寄せいただきました。

 

①

【北海道日本海側の港にて、時間は夕マズメの1750分で下げの時間帯でした。

誘い方はフルキャスト後にボトムを取り、ロッドを一回シャクってからのストップ&ゴーです。

 アカキン

ブルーオリオン30g(カラー:アカキン)

②

3投目にボトムを取り、ストップ&ゴーの3回目の巻きでドンッ!と来てくれました!

喰い方が捕食体勢の感じでフックがガッチリ掛かっていました。これから使う場面が増えいくジグになりました。】

 

 

素晴らしい釣果おめでとうございました。

北海道も待望のヒラメシーズン到来ですね!

道内の皆さんにはヒラメと同時にシーズン後半期の海サクラ、そしてこれから開幕する夏の道東・海アメなどメタルジグで楽しめるショアの釣りそれぞれが盛り上がる、忙しくも海の賑やかな季節がやってきましたね。

引き続き、良き魚との出会いに恵まれますことお祈り致しております。

煮込みうどんならぬ、煮込みワーム(パワーベイトSWイール8”の場合)。

今日は、ワームを煮て柔らかくする方法をご紹介します。

 

発売が一年遅れてこの春デビューしたバークレイ/パワーベイトSWイール8インチ。

①

棒状のストレートワームですが、ご覧の通り、鰻(うなぎ)の形をした長いワームです。

 

こちらイールシリーズは実は昔からバークレイ本国のアメリカでは売られています。

パワーベイト素材のイールは、パワーベイトインショアシリーズ(特徴=目玉なし。ワーム素材の張りが非常に強い。)、パワーベイトソルトウォーターシリーズ(特徴=目玉とホログラム内蔵。匂いはちょっと刺激臭。)と続き、近年では日本でもガルプSW版がスポット輸入され、続いて本日ご紹介しているパワーベイトSW版が今年国内向けに発売になりました。

余談ながら、14年くらい前にアメリカ本国のバークレイUSAからピュア・フィッシング・ジャパンが取り寄せてくれた国内未発売品のパワーベイトインショアシリーズのイールは私、未だに持っています。

同じようなカテゴリーとしては同時期に出ていたパワーベイトインショアシリーズのサンドワーム8”という製品もあるのですが、こちらはイールよりも細身で素材の厚みも薄いためイールよりも俄然フッキング率が良く、当時はこちらの方が魚が釣れたものでした。

長いワームやボリュームのあるワームこそ、「喰わせてからのフッキング率」についてよくよく勉強になったものでした。

当時はまだガルプワームのない時代で、バークレイソフトベイトといえば!!もっぱら「パワーベイト」のみの時代だったのも今ではなつかしいです。

それでも、パワーベイトの威力は現在もご周知の通り、ガルプワームのない時代であっても圧倒的なバイトを引き出すことが出来たものです。

 

 

話は戻りますがこちらのワーム(パワーベイトSWイール8”)、素材が硬くそのままだとフッキングが難しい場合もあり、私はお湯で煮立てて素材そのものを柔らかくするチューン(ソフトマテリアル化)を施しています。

煮込みうどんならぬ、煮込みワームというわけです。

それと素材が硬いがため、フォーリング時にスパイラルフォールをおこしやすいのですが、動きの速い青物とは異なり根魚狙いの場合には(らせん状の)旋回落ち=スパイラルフォールするものよりも、自然にフリーフォールしていくエサの方が魚自身が捕食しやすいため(魚の習性上の問題で)、そのためにワームを煮ることでワーム全体が柔らかくなることでワームの可動域が広がり、結果的にテールアクションも、テロテロとより艶めかしい生命感を演出し「ワームの動く質感が変わる」ことも期待できます。

そうです!ウナギやアナゴ、ギンポやウツボが泳いでいるような、あのクネクネとした質感です。

 

いずれにしましてもワームと動きとフッキング双方を良くするためには、このワームが“テロンテロン”になるまで煮ます。

鍋に水を入れ沸騰してからワームを投入。

②

作業は、麺類を茹でるイメージでおこなってください。

クリアー系カラーのワームの場合は通常3分ほどで、しなかやさが増して柔らかくなってきます。

私の場合には念には念を入れて「5分」煮ることが多いです。

 

パール顔料を使用しているカラーの場合、ワーム素材がクリア系カラーよりも更に硬いため煮沸時間を長く取ります。

リュウグウハゼカラーであれば10分煮ています。

 

この時、目玉シールがお湯の中で取れてしまう場合もありますが、これはカラーによって素材の質感が異なるため、目玉シールとの接着の関係でそうなりますが、プラグならまだしも、ワームですので目玉がなくても劇的に釣果に響くようなことはこの類のワームに関してはまず心配ありませんので大丈夫です。

細かいところまでディテールの気になる方でしたら、また後で接着剤で付ければOKですし、面倒だと思う方であればそのままでも特に問題ありません。

 

さて、煮たワームは、まずは水分を飛ばすためにキッチンペーパーの上に乗せて水気を取ります。

③

(湯気でカメラのレンズがたちまち曇ってしまいます。)

から揚げや天ぷらを揚げたときと同じようにワームも丁寧に扱ってください。

(ワームをお湯から上げる際、ワーム本体が大変熱くなっているため、割り箸や菜箸、トングなどでワームをつかんでくださいね。)

 

ワームを冷まして、水気をキッチンペーパーに吸わせたら、味の素か粗塩をワーム全体にまぶします。

④

煮たワームは、ワームが柔らかくなった分、ワーム表面がぶよぶよとベタつきが出るため、これを防ぐ目的と素材を締めるためです。

粗塩の方が気持ち素材が引き締まるような気がしていますが、味の素でも大丈夫ですので、ご家庭の台所にある手に取りやすい方でいかがでしょうか。

 

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尚、化学調味料として有名な味の素にはアミノ酸が含まれています。

アミノ酸は「味と匂い」を含んだワームの味をつかさどる成分でもありますし、味の素は人間が口にする調味料ですので有害なものではありません。

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いずれにしても、元々の収納パッケージにワームを戻した際に収納をきれいにし、ワームに変なクセが付かないようにすることが最大の目的であり、使用に際し水につけると粗塩も味の素も落ちてなくなりますので、ワーム整形維持保持剤としての役割をここでは期待しています。

 

硬いワームは煮て柔らかくする。

実はこれだけでフッキング性能は大幅に変わるものです。

特に幅のあるワームやロングワームはフッキングする際に魚の口腔内でワーム本体がスムーズに折れ曲がるようにしなければ理想的な針掛かりの良さを実感することは少ないものです。

硬いワームは、ワーム全体が丸呑みでもされる大きさでもなければスッポ抜けの原因になります。

よって、ワームの素材が柔らかいことはフッキングの瞬間に針先が出やすくなる効果にも繋がりますので、「このワームよくアタリは来るけど乗りがいまいち…」というようなワームをお持ちでしたら、【ワームを煮る】を試してみてください。(※素材によっては適合しないワーム・素材もあります。)

 

続きましては、併せて適合オフセットフックもご紹介します。

こちらのパワーベイトSWイール8”にはベストなフックがあるんです。

これもまた古くから販売されているワームフックなのですが、それがオーナーばり/オーバーサイズフックです。

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オーナーばり社がグローバルブランド「OWNER」として、海外輸出向けに製造している歴史あるオフセットフックで、アメリカやメキシコなど海外でのバスフィッシングに行かれるバサーの間ではよく知られた逸品で、私もかつてより根魚釣りでも用途に応じて使ってきたのですが、近年では北米カリフォルニアのロックフィッシュゲームにおいてバードサンドバス(ハタ)の50UPやスポッテットサンドバス(ハタ)、グラスロックフィッシュ(ソイ)もこのオーバーサイズフックの7/0で仕留めています。

針にまでこだわりのある詳しい方でないと、なかなか存じ上げないかもしれないのですが、この針はロックフィッシュゲームでも優秀です。

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7/0と11/0の2サイズを展開していますが、針の形状がナローゲイプのため日本のアイナメでも大型フックながらフックアップ率が高いので、今回ご紹介しているパワーベイトSWイール8”にもベストフィットしますので、機会がありましたら併せてご使用になってみてください。

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岩礁カウンターロック3/0とオーバーサイズフック7/0のサイズと形状の比較です。

 

オーバーサイズフックは元々海外輸出向けの針につき仮にお店の店頭在庫としては置いていなくても、店員さんに頼めばオーナーばり社に在庫があれば仕入れてくれるはずです。

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ご覧の通り、とてもきれいにフィットします。

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魚の食い気さえそこそこあればオーバーサイズフックは「7/0サイズのフックでもアイナメって掛かるんだ!」と、きっと実感していただけると思います。

イールのみならず、パワーベイト/パルスワーム6”にもお使いいただける針です。

なのでバスフィッシングのみならず、ロックフィッシュゲームにもどうぞ!

 

 

今日はワームの煮込みとオーバーサイズフックのご紹介でした。

尚、ワームを煮沸する作業の際、火と熱湯を使うため火傷をしないようにくれぐれも気をつけていただきたいのと、空間の喚起もおこたらず注意して(異臭防止のため)安全に作業をおこなってくださいね。