ロックフィッシャー佐藤文紀

ロックフィッシャー
佐藤文紀
(さとうふみのり)
元祖・根魚ハンターとして、数々のIGFA世界記録及びJGFA日本記録を有し、「根魚釣りの専門家」として東北〜北海道を拠点に全国各地の根魚を追い続ける。
又、フラットフィッシュや大型トラウトの釣りにも造詣が深い。
2011年、自らがプロデュースするブランド、PRO’S ONEを立ち上げた。
NPO法人ジャパンゲームフィッシュ協会(JGFA)評議員

キャッチアンドリリースのお願い

豊かな自然とグッドコンディションの魚を守るため、必要以上のキープは慎み、又、産卵前の個体やこれから大きく成長していく若魚は、ぜひともリリースを心掛けましょう。
釣り場環境への負担を最小限に抑えることで、次世代に渡り末永く楽しめることを願って―。

バーコードで当たる!「プレゼントキャンペーン」開催

★プロズワンからのお知らせ★

 

バーコードで当たる!「プレゼントキャンペーン」開催!!

冬のロックフィッシュシーズンを迎え、PRO’SONEではロックフィッシュアングラーの皆様を応援すべく、下記該当製品のバーコード(JANコード)を切り取り、官製ハガキに規定の枚数を貼ってお送りいただいた方に抽選でPRO’SONEオリジナル非売品グッズが当たる「プレゼントキャンペーン」を2ヶ月に渡り開催致します。

 

対象商品

●ロックンビーズソフト

●クランクシンカー11g

●クランクシンカー14g

●クランクシンカー17.5g

●クランクシンカー21g

●クランクシンカー28g

 

 

「A賞」

上記製品群のバーコード(JANコード)5枚を集めて応募すると抽選で一月3名様ずつ、合計6名様に首元の保温に最適な「PRO’SONEオリジナルネックウォーマー(非売品)」をプレゼント!

 プロズワンオリジナルネックウォーマー

 

 

「B賞」

上記製品群のバーコード(JANコード)3枚を集めて応募すると抽選で一月10名様ずつ、合計20名様にお洒落な防水ステッカー「PRO’SONEオリジナル迷彩ステッカー(非売品)」のグリーン迷彩柄とパープル迷彩柄を2枚セットでプレゼント!

 プロズワンオリジナル迷彩ステッカー(緑)

プロズワンオリジナル迷彩ステッカー(紫)

 

 

対象期間:

第1次応募期間:2014年12月1日(月)~12月31日(水)

(※当日の消印有効)

 

第2次応募期間:2015年1月1月(木)~1月31日(土)

(※当日の消印有効)

 

官製ハガキに規定数(A賞:5枚、B賞:3枚)の製品バーコードを切り取ってお貼りになり、住所・氏名・年齢・電話番号・ご職業・好きな釣り魚(ターゲット)とその釣法をご記入のうえ、下記までふるってご応募下さいませ。

※おハガキにご記入いただく情報は個人情報保護法と関連法規を厳守し、賞品プレゼントの発送と人気魚種の統計集計後、すみやかに裁断破棄致します。

 

応募ハガキ送り先:

〒986-0815

宮城県石巻市中里6-1-34-203

PRO’SONE「プレゼントキャンペーン」係

 

 

尚、当選者の発表は賞品の発送をもって代えさせていただきます。

 

第1次応募締め切り分は1月上旬に抽選の上、賞品の発送となります。

第2次応募締め切り分は2月上旬に抽選の上、賞品の発送となります。

鱒(マス)の顔、久しい季節。

①

ロックフィッシュのウインターシーズン真っ盛り。

昨冬は大荒れの日が続き、釣り自体に行ける日が限定的で散々悩まされましたが、この冬も気がかりなのは青森・岩手・宮城とアイナメの数が少なく、大型も例年以上に個体数が少ない印象がしますね。

要所要所で50UPはポツンと出ますが、43、4センチ~48、9センチといった大きさの区間が抜け落ちるように数が少ない。

仮に50UPは出ないまでも通常ですと、この時期の三陸沿岸部であれば45センチ前後のアイナメなら、ひとたび釣りに行けばバタバタと勢いよく平均的に釣れ盛るものですが、今の状況は違いますね。

それに三陸沿岸の河川に帰還する今季のサケ(シロザケ)の漁獲が少ないそうです。ちょうど震災時に影響を受けた稚魚が今の親魚の世代ですから、今後に響くと地場水産業はもとより深刻な問題になる可能性があります。

先の震災の津波で巻き込まれた各魚種の仔魚・稚魚・幼魚、そして成魚の数も同時に計り知れません。いつしかその影響が出ることをおそれていましたが、今季のシロザケ回帰量(全体としての総量)が物語るようにアイナメも今になって、震災時の津波の影響が個体数維持に顕著に反映されてきたのでしょうか…。

単純に釣れればいい、ということではなくて今後、少しでも海の中の生態系が良い方向に変わってくれるといいのですが。

いずれにしても、只今大がかりな案件を抱えている日々ながら、今週は悪天候につき延期に。

ということで、本日は久々にトラウトの話題です。

 

この日はトラウトフィッシングへ!

②

と言っても本州のイワナ・ヤマメ・アマゴ狙いの渓流域は既に禁漁期間であることに加え、春のサクラマスの時期までもまだ多くの間があるため、この期間は“菅釣り”こと「エリアトラウト」に足を運びます。

それに北海道では間もなく海アメ・海サクラが開幕しますね。

この冬の動向はどうなるのでしょうか!

こちらも耳よりな情報、お待ちしております。

 

 

さて、この日は風が強いものの、陽射しは良好。

最初はスプーンから投じるものの反応なく、ミノーに替えるも魚の反応は今ひとつ。

③

そこでクランクベイトにチェンジ。

まずはクランクベイトに替えての第一段階アプローチとして、シャロークランクで表層を引くものの、反応はなし。

そこでストップ&ゴーの要領で、引いては止めてクランクが浮上するようにアクションをつけていくと下のレンジから大きめのニジマスが喰い上げてくるものの、ルアーが弾かれフッキングに至らず。

これはいわゆる“ライザーテクニック”です。

バスフィッシングにおいては琵琶湖のウィードの上をクランクベイトの浮力を活かして釣っていくテクニックとして有名ですが(何年か前に流行りましたよね)、この要領をエリアトラウト的に少々応用してみました。

 

クランクベイトに反応したのは事実なので、次に同じクランクベイト繋がりでミドルクランク、ディープクランクと順番に潜航レンジを下げていくとこれまでのスプーンやミノーへの反応の薄さが嘘のように、たちまちヒット連発。

④

エリア専用ディープクランクの効果は圧倒的で、ルアーひとつでここまで釣果が違うものなのか…というほど顕著な差が出ました。

⑤

魚とルアーの目線合わせ=魚とのタナ合わせで劇的にヒット率が変化したのです。

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⑦

その後はしばしクランクベイトを主軸にフォローでスプーンも入れていく展開に。

個人的にスプーンは好きなルアーなので、あまり塩梅が思わしくない状況でも私の場合にはスプーンのローテーションは必ずおこなって展開していきます。

強いて言えば、単純に「スプーンで釣りたい!」という希望的な部分もありますね(笑)。

クランクベイトにヒットするのはニジマスばかりで、逆にスプーンにヒットするのはギンザケばかり、というのもこの日の釣れ方でした。

 

⑧

4lbという細糸とドラグワークで魚を誘導するライトタックルの釣り。

釣れる魚が50センチを超えてくると尚のこと、その手応えも増して面白いです。

「ネイティブ・トラウト」も「エリア・トラウト」もフィールドや釣り方の特徴は違っても、大きな括りで見れば同じ“マス釣り”。

通じ合えるものってあると思うのです。

私はそんな世界観が好きですね。

基本、サケ科の魚類は好きなのでフィールドがどこであろうと、どんなシチュエーションであろうと「マス」という魚に釣り竿を手に添えて魚に会える場が何よりもうれしいのです。

 

もちろん、釣りをしなくてもマスのいる森やマスのいる海に身を置くだけでもその想いは格別です。

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冬は冬でエリアトラウト界も盛り上がる季節。

そして同時に海ではロックフィッシュも好期。

 

冬の気配濃厚となってきた今日この頃ですが、身も凍るような厳寒期までにはまだ時間がありますから、風邪など召されませんよう防寒対策万全のうえ、ぜひフィールドへお出かけください。

 

 

タックルデータ

●ロッド:ソルティーステージKR-XメバルカスタムSXMS-762ULT-KR

●リール:ステラ2000

●ライン:シーガーR18フロロハンター4lb

●ルアー:エリア専用クランクベイト、エリア専用スプーン

●偏光グラス:ZEAL OPTICS Vanq

●偏光レンズ:TALEX:イーズグリーン

 

「SALT WATER2015年1月号」発売

★プロズワンからのお知らせ★

11月21日(金)SALTWATER2015年 1月号(地球丸)が発売されました。

■考えるロックフィッシュゲーム・スピンオフ企画

東北ロック開幕! メイン3魚種「習性」から考えるリグ作り

佐藤文紀

 

ぜひ、ご一読くださいませ。

グランドマックスがリニューアル

“水の上の感覚”って、実にいいものですよね。

凪の時、心地よい揺れに身を任せながら晴れ渡る空の下に釣り糸を垂れるって、すごく乙なものです。

私はこういう感覚も好きだから、船釣り(ボートからの釣り)も、岸釣りと区別することなく「両方を楽しもう!」とこれまで長年において取り組んできました。

ボートロックも、今さら言うまでもなく面白い釣りの在り方です。

 

過日お招きいただきました被災地造船プロジェクト・第1号船完成の進水祝典の主催側からお手紙が届きました。

①

わざわざご丁寧にありがとうございました。

これからもさぞかしご苦労伴うものと存じますが、素晴らしい職人の技術で復興の大海原へ向かう希望の船を作り上げていってほしいものです。

 

さて!

お話は変わって、ここからが釣りのお話です。

過日に綴りましたロックフィッシュゲームのうち、アカハタゲームやキジハタゲームの中でも活躍しているフロロカーボン製リーダーのシーガー「グランドマックスFX」。

 

●駿河の海で、会いましょう。(3)

http://www.pros-one.com/blog/?m=20140922

 

●駿河の海で、会いましょう。(4)

http://www.pros-one.com/blog/?m=20140924

 

●駿河の海で、会いましょう。(5)

http://www.pros-one.com/blog/?m=20140925

 

●行こう!キジハタの海へ。~Vol.3~(1)

http://www.pros-one.com/blog/?m=20141112

 

●行こう!キジハタの海へ。~Vol.3~(2)

http://www.pros-one.com/blog/?m=20141113

 

●行こう!キジハタの海へ。~Vol.3~(3)

http://www.pros-one.com/blog/?m=20141114

<※以上、過去の綴りより。「タックルデータ」項目ご参照>

 

「グランドマックス」はその名の通り、フロロカーボンラインのパイオニアメーカーであるクレハ合繊社の中でも最高峰の位置づけとなるフロロカーボンとして釣りジャンルを問わず広く知られるところ。

カテゴリー的には一応、ハリスとして販売されていますが、ルアー釣りにおいてはハリスの部分に相当するリーダーとして最適であることから、私も「ここぞ!」という時に出番が多いリーダーです。

歯の鋭い魚や想定平均値よりも大きな魚が掛かる可能性がある場合にはこのリーダーの持ち味が最大限に活きます。

アイナメやソイならまだ安心なのですが、アカハタやキジハタのようなハタが相手になるロックフィッシュゲームではハタ科特有の鋭い歯(牙)でのライン摩耗がいつも以上に気がかりになるのでグランドマックスシリーズの出番も自然と増えます。

やはり、「更なる安心感」と「高耐久性」を手軽に得られるからです。

ちなみにメキシコとの国境の街・アメリカのサンディエゴでのバードサンドバス(外国のハタです)の大物を獲った時にもPEラインと結束するリーダーにグランドマックスFXの5号(20lb相当)を使用していました。

そんなグランドマックスFXですが、来月からリニューアルされます。

 

新しいパッケージがこちら!

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皆さんにはいち早くお披露目ということで今回のご紹介です。

 

近年ではロックフィッシュゲームの釣り方も進化し、いつまでも同じ釣り方ばかりでは通じなくなってきているのも確か。

オカッパリでは特にそうですね。

ベイトリールも、スピニングリールも、そうなのですがフロロカーボンライン直結による「近距離の釣り」や「水深の浅いシャローの釣り」だけではカバーしきれない状況って思いのほか多く存在しています。

そのような経緯もありロックフィッシュゲームにおいても、ベイトタックルでのPEライン導入における遠投目的、高速フッキングのための即掛け目的、ディープ攻略のためのベイト(タックル)PE戦略、圧倒的な飛距離を叩き出す長尺スピニングロッドを用いたロングスピン釣法と、PEラインの使われ方も多様化し、その需要はますます伸びています。

 

そんなPEラインとのコンビで活躍するフロロカーボンリーダー。

万が一、根に擦れても急激な劣化を抑えつつ、耐えつつ、白濁しにくいグランドマックスFX。

 

PEラインを使う機会がありましたら、こちらもぜひリーダーとして「ここ一番!」という時ほどお試しください。

更新情報

★プロズワンからのお知らせ★

PUBLISHINGページ【雑誌・本】に「ロックフィッシュ地獄Ⅹ」を追加致しました。