ロックフィッシャー佐藤文紀

ロックフィッシャー
佐藤文紀
(さとうふみのり)
元祖・根魚ハンターとして、数々のIGFA世界記録及びJGFA日本記録を有し、「根魚釣りの専門家」として東北〜北海道を拠点に全国各地の根魚を追い続ける。
又、フラットフィッシュや大型トラウトの釣りにも造詣が深い。
2011年、自らがプロデュースするブランド、PRO’S ONEを立ち上げた。
NPO法人ジャパンゲームフィッシュ協会(JGFA)評議員

キャッチアンドリリースのお願い

豊かな自然とグッドコンディションの魚を守るため、必要以上のキープは慎み、又、産卵前の個体やこれから大きく成長していく若魚は、ぜひともリリースを心掛けましょう。
釣り場環境への負担を最小限に抑えることで、次世代に渡り末永く楽しめることを願って―。

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「Basser2013年3月号」を追加致しました。

Basser2013年3月号発売

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「Basser 2013年3月号」(つり人社)が1月26日(土)に発売されました。

 

■他ジャンルのエキスパートに学ぶ

 PEラインの効能と取り扱いの注意点

 ~アイナメ&ソイ編~

 佐藤文紀=解説

 

ぜひ、ご一読下さいませ。

クロソイは元気、私は……(トホホ…)。

毎日寒い日が続いておりますが、海の中はクロソイの熱い季節を迎えています。

1月~3月はデスクワークが集中する時期だけに実は何気に忙しい季節なのですが、過日、夕方から突然具合が悪くなり手足のシビレや痙攣、寒気、高熱、胃腸の激痛に一晩中、眠るどころか…気絶寸前までもがき苦しんだあげく、意識もうろう状態で朝イチで病院に駆け込んだら、すぐに検査に回されウイルス感染性胃腸炎と診断。そのまま即刻、点滴につながれ……まるまる5日間寝込みました。そのうち2日間は絶食措置。という感じで1週間ほど私は急遽お休みを頂き(人様にうつしてしまうと申しわけなので)隔離されていました。

その間、2回の釣行(新製品テスト)に取材1件を予定していましたが無念のキャンセル。いつもは少々の体調不良であれば現場仕事だけは行っていましたが、さすがに今回だけは身体が動きませんでした…。おかげさまで寝込んでしまっていた1週間分の仕事も溜まってしまっていて、今は追い打ちをかけるかのごとく余計に大変なことに。これだから仕事は休んではいけませんね。

季節柄、風邪やインフルエンザのみならず、ノロウィルスと感染性胃腸炎が流行っているそうです。これらは流行性疾病ですが重症化すると本当に辛い症状ですので、皆さんもくれぐれもお身体にはご自愛下さいませ。

さて、今日の写真は私のダウン中に釣りに行っていた人達の写真です。

宮城県松島湾のクロソイ。デイゲームでこれほどのサイズが釣れるのなれば行く価値、大アリです。

 

 

 

 

 

 

 

 

この画像では2人分の釣果で5本のクロソイが写っています。リリース前に撮影した画像とのこと。一番大きな魚で52cmで、最少で40cmだそうです。場所は日本三景の一つに数えられる宮城県松島湾。既に52cmのクロソイには卵が入って魚体も太ってきている最中とのことでした。クロソイの本場・北海道では仔魚の出産期が例年5月~6月がピークですが、東北のクロソイ出産期は北海道よりも早く3月~4月にかけてが多いですので、1月下旬現在、そろそろ来るべき季節に向けての準備を整える個体も今後ますます増えていくでしょう。

ちなみにこの魚(52cm)の口の中には10cm超の大きなカニ(ガザミ)が丸ごと入っていたそうです。でもヒットルアーはシャッドテール系とカーリーテール系ばかりに反応を示し、ホッグ系にはまったくの不発だったそうです。ソイ釣りではよくあるケースです。

釣り方はスイミントレーサー(SWS-702L)で7g~11gのジグヘッドリグの水平・平行スロースイミングで最大魚含む3本を確保、残りはブラインドサイト(SWC-722EXH)でのテキサスで2本喰わせたとのこと。

いずれにしてもワームの姿勢が水平になって泳いでいる時にのみバイトが出たそうです。ソイの場合はワームの姿勢とルアーと魚とのタナ合わせが大事ですからね。

スイミントレーサーはご存じの通り、細身で軽量なライトアクションのスピニングロッドですが50UPのクロソイとて問題ありません。

そもそも、この釣行を企画した本人不在の中での釣りになりましたが、皆さんワイワイと大型クロソイの引きを楽しまれたようです(笑)。

クロソイは自身も大好きな魚だけに溜まりませんね。行けずに残念!

 

防寒対策万全の上、この厳寒期もソイ釣りを楽しみたいものです。

この釣りは例年2月までは楽しめますので皆さんもぜひ!

大雪、大丈夫でしょうか。

かなり積もりましたね、それも一気に大雪になりました。

急激に発達した爆弾低気圧の影響で関東~東北の広い範囲で「雪」ないし「大雪」に見舞われています。

当地もご覧の通り、今季いちばんの積雪です。

大雪につき、足元にはくれぐれもお気をつけ下さいね。東北は北海道と共に北国ではありますが、実は東北でも太平洋側地域は他県にお住まいの皆さんが思うほどの雪国ではありません。福島・宮城・岩手の沿岸部は普段は意外と雪は少ない地域なのですが、今回はさすがに一気に積もりました。

又、関東のとりわけ都心部では雪道や凍った地面を歩き慣れない方が大半だと思います。地域柄、自動車も冬期でもスタッドレスタイヤ未装着が殆どだと思います。

 

気になる雪質も当地ではサラサラの粉雪でしたが、昨日の関東では湿っぽい雪だったとのことで、こういうタイプの雪はすぐに路面の凍結を招きます。冬の雪道に慣れていない方が圧倒的だと思いますので、どうぞ足元にはくれぐれもお気をつけください。

 

メーカー的には冬季休業を頂いていた期間中も私個人は昨年のうちに遂行出来ずに、やり残した残務整理をやっていて、年末年始もなかなかじっくり休めず、昨日の旗日はようやく「完全OFF日」と決めたのはいいものの、この天気ゆえに雪かきで一日が終わりました。風も強く時折、雪が舞いあがって吹雪くので気がついたら“人間雪だるま”状態でした。

 

年末年始で進めていた雑誌のページもようやく校正まで終わり、只今ようやくホッとしました。

つり人社さんの「Basser」(1月26日発売号)とアシェットコレクションズジャパンさんの「日本の魚釣り」です。日本の魚釣りは、“日本の魚釣り文化”を伝える週刊マガジンで毎号集めると一冊の図鑑になるようになっています。釣り雑誌ではないですが、逆にこのような本に出演させていただけるのは非常に光栄な限りです。勿論、私が担当したのはロックフィッシュこと根魚について。誌面では「巨大根魚のルアーフィッシング」という項目になります。

他のジャンルの釣りはやっているけれどロックフィッシュは未経験者という方や釣りそのものが初心者という方にもこの釣りの概要について広く知っていただけるよう、カラー16ページに渡り、ルアーでの根魚釣りのイロハをじっくりと解説しています。

ページ数が多いので、前編8ページ(STEP 1)、後編8ページ(STEP 2)と2号に渡り分割して掲載するそうで、その前編は3月6日発売予定とのことです。

 

今週あたりに初釣りに行ければいいなぁと思っていましたが、この大雪。

どうなんでしょう…。

今後の天候次第ですが、季節はいよいよ厳寒期に突入しましたので、皆さんも釣行される際は凍った足元や急変する海況にはくれぐれもお気をつけて「冬の釣り」を楽しんでくださいね。

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「SALT WATER2013年2月号」、「釣り東北2013年1月号」

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