ロックフィッシャー佐藤文紀

ロックフィッシャー
佐藤文紀
(さとうふみのり)
元祖・根魚ハンターとして、数々のIGFA世界記録及びJGFA日本記録を有し、「根魚釣りの専門家」として東北〜北海道を拠点に全国各地の根魚を追い続ける。
又、フラットフィッシュや大型トラウトの釣りにも造詣が深い。
2011年、自らがプロデュースするブランド、PRO’S ONEを立ち上げた。
NPO法人ジャパンゲームフィッシュ協会(JGFA)評議員

キャッチアンドリリースのお願い

豊かな自然とグッドコンディションの魚を守るため、必要以上のキープは慎み、又、産卵前の個体やこれから大きく成長していく若魚は、ぜひともリリースを心掛けましょう。
釣り場環境への負担を最小限に抑えることで、次世代に渡り末永く楽しめることを願って―。

ご来場どうもありがとうございました。

ゴールデンウィーク(以下:GW)が差し迫った4月23日(土)~24日(日)、東北は宮城県仙台市で開催された「2016 ルアーフェスタin仙台」。

小社PRO’S ONEブースにお越しいただいた皆様、改めまして、どうもありがとうございました!

 

フェスタ後はGWが迫っていることもあり、いち早く通常業務を追いつくためにゴルジェのような変則的時間枠でしたが、この連休はいかがお過ごしになりましたでしょうか。

 

昨年に引き続き県内外からお越し下さった皆様はじめ、今回初めてこのイベントにお越しいただいた皆様、そして遠くは北は北海道から、西は静岡県からわざわざ小社ブースにお越しいただいた方々もいらっしゃいまして、ご当地それぞれの釣りを交えて楽しくお話させていただいたと同時に私自身も大変有意義な時間を過ごさせていただきました。

 

ご来場者様には、ロングスピン釣法における全国広域カバーモデル、~シューティンウェイコンセプト~ロックトランジット/ロングスピンキャスターから先行する2機種もこの会場ではいち早く手に取っていただく機会となりました。

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ロングスピンの威力を身近に体感していただくため、アイナメも、ソイも、カジカも、カサゴも、ハタも、このロッドで“まとめて広く楽しんでいただける”、万能性に富むことをメリットとしているRTS-902MHシリーズの2本。

「ジグヘッドリグの乗せ」と「テキサスリグの掛け」を【これ1本】でどちらもそつなくこなせる万能タイプになりますので、この規模のタックルを1セット持っていることで助けられる…持ち込めるタックル本数が限られる釣り場で何より重宝するスペックです。

現在、発売されている釣り雑誌、地球丸「SALT WATER 2016年6月号」でも【考えるロックフィッシュゲーム】企画ページより、これからの時代のロックフィッシュゲーム像、ロングスピン以降のRFG未来像まで考察した特集記事が掲載されています。

詳細はぜひ誌面をご覧いただければ幸いです。

よろしければ誌面連動無料動画「動くソルトウォーター」でもこちらの2機種を紹介しておりますので、こちらの動画もどうぞ!

http://www.chikyumaru.co.jp/ugoku_sw.php

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“ロングスピンキャスター90”。

オリジナルブランクか、グランドリミテッド(4軸カーボン搭載ブランク)か、はお好みでお選びいただけるようになっています。

 

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今年は桜の開花が早まった東北地方もこのGW前後からはサマーシーズンへ向けてのシーズン初期のロックフィッシュゲームも楽しめる頃合いになってきましたし、ヒラメやマゴチも釣れ出してきているとのことですから、これからは楽しみが増えますね。

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言わずと知れたアイナメ・ソイの聖地・北海道からは海サクラの釣果のみならず、日本海側ではクロソイ釣りの最盛期に突入し、今年も歓喜に沸く季節になりました。

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クロソイー。

 

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3キロ超えや4キロ超えの「ソイ」のド迫力は、神々しささえ漂う風格があります。

こんな凄いソイと出会えたら!それはもう!最高です。

単純に“全長”という大きさ指標で測るものではなく、魚体の凄まじい迫力・色の黒々しさ、体高、幅(厚み)、釣れる水深の魅力やシチュエーションといったところまで加味すると、このような魚と近い距離感で出会える土地は全国広しと言えどもそう多くはありません。

北海道はそんなソイが今も実在する場所。

これが日本の海の出来事なのです。

ゆらゆらと潮流になびく北のコンブ帯に、このようなとてつもなく巨大なクロソイが泳ぎ回っている……のを考えただけでも、すごいなぁ~と今夜も良い夢が見れるというものです。

自身においてはウサギアイナメがそうであったように、ロックフィッシャーとしては特別な想いを馳せる今も昔も変わらない夢の大地。

道内からお越し下さった方、ありがとうございました!

 

 

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その一方で静岡県といえば、アカハタ。

それにオオモンハタもー。

ロックフィッシュゲームに新しい時代の流れを構築した「ハタの釣り」を構成するこれらも暖流の勢力が増すと共にこれからの季節が楽しみなターゲットです。

メバルやアオリイカ、メジナにマダイ、クロダイ、ヒラメ、タチウオ、ヒラスズキ、アブラソコムツ&バラムツなどなど。

多くの釣りスポットを有することで全国に知れ渡る静岡の海もまたロックフィッシュゲームの好フィールド。

静岡県からお越し下さった方、ありがとうございました!

 

 

又、ロックフィッシュ層やヒラメ層のユーザーが多い中、サクラマスアングラー(トラウティスト)の方々も小社取扱いのブルーオリオンを買い求めに足を運んで下さったことも大変ありがたい出来事でございました。

 

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「4月」という季節感もまたこの魚のイメージにぴったりだったものと思われます。

サクラマスの釣りは、若年層からのエントリーが多いバスやソルトに比べ、釣りを楽しんでおられる平均年齢層が比較的高めに推移しているだけでなく、今も昔も釣り人口そのものがそう多くはない釣りジャンルです。

イトウ・ビワコオオナマズ、アカメほどではないにせよ、サクラマスもまた釣れる時期と場所と個体数が限られている希少なターゲット(=なかなか釣れにくい魚のイメージが旧来より定着)というのもその一因かもしれません。

しかしながら、この釣りはこれはこれで他の釣りとも違う難しさと魅力をたくさん有している釣りであることを重々承知のうえで、この特異性もまた全部ひっくるめて「楽しいと思えて仕方ない」ジャンルとして私は捉えています。

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この魚を釣ったなら、釣り人生変わる人が多いです。

だから、余計に「憧れが募る」という、とてもシンプルな気持ちですよね。

いつもいつも釣れるわけではないからこそ、釣ったときの喜びが100倍!!にも、1000倍!!!!にもなりうる釣りって、数多い釣りジャンルの中にあって、実はそう多くはないのかもしれません。

「安定の1尾ではないけれども(色々な意味を含めての)奇跡の1尾」が奏でる、それを追い求める世界もまた魚釣りが有する、奥深い一部となっています。

ですので、普段からそういった世界感で釣りを楽しんでおられる熟練層・コアなユーザー層までに、サクラマスだけを対象としたルアーというわけではないけれども、ブルーオリオンという存在を通して何かを届けられたということも、釣り人のお手伝いをする側としてはその冥利に尽きるものでございました。

トラウトルアーの定番「スプーン」のように、メタルジグでありつつも“ただ巻きで泳がせられる”というのがこのルアーの最大の魅力となっています。

 

 

いずれにしましても、貴重な土曜日、日曜日に県内外からたくさんの皆様にお越しいただきまして、どうもありがとうございました。

 

 

続きましては、今年も忙しい時間の合間を縫って声優・俳優の菅原正志さんや バスのデプス/奥村和正さん、シーバスの大野ゆうきさんらもわざわざ小社ブースに来てくださることもとてもうれしく、人生の偉大なる大先輩の菅原さんや、所属ジャンルは違っても尊敬してやまない業界大先輩の奥村さん、気心の知れた長い付き合いの友人の大野さんと、共に釣り竿を交えられる、意志の疎通を図れる方々と過ごす時間もまたかけがえのないものです。

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私はこういった人と人とのつながりをとても大切にしていて、「せっかくの魚釣り」。

みんなで楽しくやりましょうよ!、という想いに尽きます。

菅原さんも、奥村さんも、大野さんも、ありがとうございました!

 

 

それから、エコギアの折本さん。

十数年振りにお会いしましたでしょうか。

「33か。まだまだ大丈夫だな~。俺なんか46だよ!」(←年齢の話)は、ちょっとウケました(笑)。

相変わらず、お元気そうで何よりでございました。

ありがとうございました!

 

 

そして最後になりますが、イベント期間中にお会い致しました各メーカーの皆さんやメディア関係者の皆さん、業界関係者の皆さんもどうもありがとうございました。

ブース向かい側でしたロンジンさんも大変おつかれさまでした。どうもありがとうございました!

ピュア・フィッシング・ジャパンさんもクレハ合繊シーガーさんも、グレンフィールド/ZEAL OPTICSさんも遠路おつかれさまでした!

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少し遅くなりましたが、私からもご来場いただきました皆様への御礼とさせていただきます。