イベント中止のお知らせ
★プロズワンからのお知らせ★
12月9日(日)に岩手県宮古市にて開催予定の東日本大震災復興釣りイベント「集まれ浄土ヶ浜!!」は昨日PM17:18に発生しました三陸沖を震源とするM7.3(最大震度5弱)の地震及び津波の影響により、安全面を配慮しイベント中止となりましたことをお知らせ致します。
2012年12月8日 | カテゴリー:その他
ロックフィッシャー
佐藤文紀
(さとうふみのり)
元祖・根魚ハンターとして、数々のIGFA世界記録及びJGFA日本記録を有し、「根魚釣りの専門家」として東北〜北海道を拠点に全国各地の根魚を追い続ける。
又、フラットフィッシュや大型トラウトの釣りにも造詣が深い。
2011年、自らがプロデュースするブランド、PRO’S ONEを立ち上げた。
NPO法人ジャパンゲームフィッシュ協会(JGFA)評議員
豊かな自然とグッドコンディションの魚を守るため、必要以上のキープは慎み、又、産卵前の個体やこれから大きく成長していく若魚は、ぜひともリリースを心掛けましょう。
釣り場環境への負担を最小限に抑えることで、次世代に渡り末永く楽しめることを願って―。
★プロズワンからのお知らせ★
12月9日(日)に岩手県宮古市にて開催予定の東日本大震災復興釣りイベント「集まれ浄土ヶ浜!!」は昨日PM17:18に発生しました三陸沖を震源とするM7.3(最大震度5弱)の地震及び津波の影響により、安全面を配慮しイベント中止となりましたことをお知らせ致します。
2012年12月8日 | カテゴリー:その他
♪ズ~タズタのボ~ロボロ♪(トホホ…)
気合いをこめて投じたパワーホッグ4インチもご覧のように一瞬でフグの猛攻に…。1投ごとにこれでは正直かなり凹みます。
瞬殺でコレ(↑)ですから…。
3~4日悪天が続いてようやく1日あるいは半日だけ天候が回復してはまたすぐ悪天に戻る繰り返しの日々。この気象、一体どうなっているんでしょう?10月、11月は本当に困惑に値する天候不順に翻弄されました。はっきり言って異常です。相次ぐ悪天候にスケジュールを組む度に中止に泣かされ、ようやく決行となったこの取材も三度目の正直。
締切直前まで追い込まれた出版社さんもさぞかしハラハラしていたに違いない。
この日はボートロックの取材で宮城県牡鹿半島へ。
ウネリと風が強いのが難点だが、なんとかギリギリ出港できるとのことで、これ以上はもう待てません!という締切直前のタイミングにつき取材強行。
水色が暗く、水中の透明度も好ましくない。更に砂地が近いエリアでは底荒れによる白濁りが発生し、あいにくのタフコンディションであることは一目ですぐに分かった。
現在の牡鹿半島のアイナメはアフタースポーン2割のプリスポーン8割。勿論、エリアによっても差異はあるが、だいたいはこの比率で辿っている。水温は16℃~14℃と海域ごとに違うが、それでも例年より高めで推移しているから脅威のフグ軍団はまだまだ健在だ。
ここ最近のアイナメのメインベイトはエラコ、イソギンチャク、カニの3種を多く見かける。動きの遅い(あるいは動かない)完全なる底性系ベイトを捕食するパターンだ。ゆえにパワーホッグやダブルウェーブにアタリが集中するのだろう。ちなみに牡鹿半島の東側海域では小型のカタクチイワシの群れに出くわすが、困ったことに意外とアイナメはこれを喰っていないようでシャッドテール系ワームのスイミングには、まるでバイトが出ない。
その一方でベッコウゾイは小型の海タナゴを喰っている個体と多く出くわす。それも1尾ではなく、2尾も3尾も海タナゴが口の中に入っていることがある。
今現在、私が釣り込んでいる中ではアイナメの密度が濃い水深は6、7m~9m。偏光グラス越しに見ると海底が黒く見える海草が茂った根がいい。いずれも10m未満のシャローに舞台が移った。その傍らベッコウゾイはワンドの最奥に入った個体も獲っているが、オカッパリとは目線を変えてボートから釣ってみると、これが15mラインにもデカい魚がまだまとまって待機している印象を強く受ける。
いずれにしても産卵絡みの魚は個体差が顕著に出る時期だけにプリとアフターが混在しているフィールドでは季節柄“魚のおかれている状態”に合わせた釣り方が要求される。
今時期はウネリのあたり方ひとつで魚のポジショニングと活性も上がったり下がったりを繰り返す。水色が良くナギの日が続いている日に当たれば良い釣りに恵まれる反面、荒れ気味の日には魚の居場所と口を使わすだけでも一苦労を伴う。が、待ちに待った魚を獲った時の喜びは相当なものだ。
写真のアイナメはパワーホッグ4インチをガッチリと喰わせた渾身の一尾。
いよいよ一年の締めくくり・12月に突入し年内も残すところ1ヶ月を切った。
岩手県の大船渡以北は絶好調と聞いているし宮城県唐桑半島周辺も本格シーズンインしてまずまず。牡鹿半島は先々週くらいから特に良くなって来たが、もう少し水温が下がればこれからもっと上向き調子になるだろう。
どうか皆さんも良い釣りに恵まれますように―。
2012年12月5日 | カテゴリー:雑誌掲載・DVD
★プロズワンからのお知らせ★
12月9日(日)に開催される東日本大震災復興イベント「集まれ浄土ヶ浜!!」にプロズワンブースを出展致します。
尚、当日は佐藤文紀も来場予定(ステージトークあり)です。
ぜひ、ご来場下さいませ。
●開催日時:2012年12月9日(日)
●開催場所:岩手県宮古市 浄土ヶ浜マリンハウス
●所在地:岩手県宮古市日立浜町32-4
●内容:釣り大会、釣り具メーカーによる展示ブース(10:00~15:00)
2012年12月4日 | カテゴリー:その他
街のイチョウの木々も鮮やかな黄色に染まりました。
間もなく東北も冬、本番を迎えますね。
さて―。この11月は例年稀に見る悪天候続きで、ベタ凪になった日のその前後には決まってメガトン級の悪天候の日が来るサイクルになっている。アイナメにしてもベッコウゾイにしても今の時期は魚の視線がシャローにあるため釣りやすく、誰もが一年で一番、大型の数釣りを満喫出来るシーズンであるが、これほど天候に左右されてしまうとスケジュール調整が非常に難しく身体がついていくのも…ちょっとしんどい感じです。
自分ひとりであれば、自分の都合と天気の良い日にふらっ~と釣りに行けばいいだけの話だが、取材の場ではカメラマンや記者をはじめ複数で一緒に動くため、それぞれ皆のスケジュールを合わせて予定を立てるものだから、それが必ずしも天気の良い日に当たるとは限らない。
悪天候に翻弄されるカメラマンさんや記者さんも大忙しのご様子で…ご苦労さまです。
あらかじめ予定を立てていた日程が悪天で次々に中止・延期になっていくと、掲載日までの誌面に対して記事制作の締切が間に合わず、その企画自体を見送る場合もある。これが雑誌社にとっては、泣きのお蔵入りページ、つまり「幻の企画」となるわけだ。いずれにしてもこのような事例はこの時期は余計につきものなので私自身は全く気になりませんが(笑)。
何はともあれ季節が季節だけに冬場の釣りは非常にやっかいなのです。
そんな悪天候の狭間ながらも取材をこなしている最中の現在。
雑誌の世界には毎年恐怖の年末進行というものがあり、12月発売の誌面であれば基本的には11月中に取材を終わらせていなければタイムアウトになる。
写真は先日、宮城県内で行ったオカッパリロックフィッシュ取材の様子。
スキップラン(SWC-802EXH)でバチコーン!と鬼アワセし「ズシン!!」と重さが乗る快感がたまりません。
爆裂フッキング=鬼アワセは私の必殺技の一つ。岩礁カウンターロック3/0が瞬時に分厚い唇を貫通させます!
昨年からずっと思っていることだが、牡鹿半島周辺では震災後はベッコウゾイの釣れる比率がずいぶん増したと思う。おそらく地盤沈下で岸際から水深が一段と深くなった分、ソイが岸寄り出来るスポットが増えているのも確かなのだろう。そして私たちの見えない範囲、つまり海底ではあの日を境にとてつもない大きな変化が起こった影響はいまだに大きい。
最近の牡鹿半島界隈のヒットルアーは圧倒的にパワーベイト/パワーホッグ4インチ。磯でもボートでも同じことですが「大場所」系でやる場合にはコレです。近年ではホッグ系人気がやや低迷している感じもあるが、今時期の型モノはホッグの方が狙って獲りやすい。尚、小物は無視して最初からアワセないようにすると更に手返しが良くなる。そして、その後のフォローはガルプSWダブルウェーブ3インチで獲りこぼしを拾ってバックアップを図る(魚のいる場所へピンで撃ち込むのがポイント)。この週末にでも牡鹿半島に釣りに行かれる方はぜひその点をも意識してみて下さい。
現在、牡鹿半島ではパワーホッグ4インチをメインに使いつつも、「若干“横の動き‘を入れたフォール中」にバイトが集中するから、意図的にそういったタイミングを作って喰わせの間合いをとってやるのがコツ。アイナメのみならずベッコウゾイも視野に入れた場合にはこの釣り方はテキメンの効果を発揮している。横の動きだからと言っても、あくまでもスイミングはさせず、ボトムで着底したホッグをボワンをリフトアップで浮き上がらせた後の緩やかな曲線を描くフォール(この時のラインテンションはやや緩め気味)を意識するとバフッ!とベッコウゾイが吸い込んでくる。
同じワームを用いても使い方ひとつで釣果差が顕著なロックフィッシュゲーム。特に水温の低い時期、「晩春~初夏」と「晩秋~初冬~厳寒期」はその傾向が強い。近況としては例年に比べまだ水温が高いので最初からガルプ素材のワームを多投すると、周辺にうろつくフグを強烈に集魚してしまい釣りのリズムが崩れるので、現時点ではあくまでもひと通り撃った後のフォローベイトとしてのみ投入している。
まだまだ続く、晩秋~初冬の東北・根魚ロード。
そのカギを握るのは天候次第といったところでしょうが、いずれにしても東北ロックは好調です。
釣れてますよ、ザ・Rock Fish!!
ぜひお出かけ下さい。
2012年11月29日 | カテゴリー:雑誌掲載・DVD
昨日の暴風、皆さんのところは大丈夫でしたか?
乗り降りの度に車のドアがそのまま風に持っていかれてしまうのでは…と思うほどの爆風でした。
特に北海道では暴風雪の影響で停電になるという大変深刻な事態になっており、非常に心配です。
室蘭や登別は現在もまだ復旧されていないとのことですから、冬の北海道で暖を取れないことがどれほど大変な事態かと思うと心中お察しします。
仮復旧までにも3日かかるとの報道もされておりますが、一刻も早い復旧を祈るばかりです。
本当に大変なことだと思います。
該当地区にお住まいの皆さん、どうかこの局面を乗り切って下さい。
2012年11月28日 | カテゴリー:その他