ロックフィッシャー佐藤文紀

ロックフィッシャー
佐藤文紀
(さとうふみのり)
元祖・根魚ハンターとして、数々のIGFA世界記録及びJGFA日本記録を有し、「根魚釣りの専門家」として東北〜北海道を拠点に全国各地の根魚を追い続ける。
又、フラットフィッシュや大型トラウトの釣りにも造詣が深い。
2011年、自らがプロデュースするブランド、PRO’S ONEを立ち上げた。
NPO法人ジャパンゲームフィッシュ協会(JGFA)評議員

キャッチアンドリリースのお願い

豊かな自然とグッドコンディションの魚を守るため、必要以上のキープは慎み、又、産卵前の個体やこれから大きく成長していく若魚は、ぜひともリリースを心掛けましょう。
釣り場環境への負担を最小限に抑えることで、次世代に渡り末永く楽しめることを願って―。

灼熱のバスフィッシング。

冒頭早々にこの格好で失礼します。

①

この日も余裕で30℃超え日。

日焼け対策です。

決して、あやしい者ではございません…(笑)。

真夏の猛暑のなかの釣りではこのぐらいの万全なる日焼け対策を施さないと…後々ひどい日焼けになってしまうのでこうしています。

 

 

数ヶ月前から予定していたバス釣りへこの日はレッツゴー。

学生時代の友人数名から「バス釣りに行こうぜ!」と誘われていたのです。

自分はバス釣り、しばらくやっていないのでうまく投げられるかが不安です(爆)。

でも、一度習得した「感覚」って凄いものですね。

私の年代はスコーピオン世代(【完全無欠のジャパンスタイル! ヤー!ヤー!ヤー!】。※知らない世代の方はあとで調べてみて下さいね。)なので当時、小学生~中学生だった私たち世代の多くのバス釣り少年達はこぞって王様・村田基さんのミラクルキャストに憧れ、必死でベイトキャストリールを投げる練習をしたのではないでしょうか。

私は恥ずかしがり屋なのであまり言うことはできませんでしたが…、同級生のみんなはバスが掛かると「フィ~ッシュ!!」とすごく大きな声で叫んでいたのものです。

いやぁ~懐かしいですね~。

そうそう! スキッピングで何回バウンドできたか!などは皆で練習して競ったりもしました。

ガード付きラバージグに、トレーラーワームはLAキングパドルで決まりですっ!というくらいのド定番品。

当時はパドルテールワームも好きでよく使っていました。

ウォーターランドのLAキングパドル!

ケイテックのカスタムパドル!

ノリーズのエスケープ!

カリフォルニアワームのカリフォルニアパドル!

エバーグリーンのスーパーライブのパドルワーム等々、よく愛用していました。

あとはプロダクトワームとか、ゼタベイトのギルレイカー、ラッキーストライクのギドバグなんかもずいぶん使ったものです。

当時、中学生のお小遣いで買うのはみんな大変だったので、手分けして一人1パックずつ購入してみんなでワームを分け合って使ったりもしました。

私なんかは友人の使い古しのワーム(もういらないや!っていう物)をもらって、ロウソクの火であぶって補修して再利用とか!(笑)。

それだけ大事に、何度も何度も繰り返し使ってたりしました。

今の時代の学生さん達には信じられない話かもしれませんよね(笑)。

 

90年代前半~後半の話。

そういう時代もあったのです。

②

③

あれから20年も経ち。

2016年8月のこの日はトップ~ワームまでいろいろ投げてみました。

ビッグベイト、スピナーベイト、巻きラバ、ガード付きラバージグ、直リグ、テキサス、シャッドテールワームノーシンカー、ファットイカ逆付けバックスライドなどなど。

個人的にはバズベイトやペンシルベイト、ポッパーなどのトップウォーター系ルアーも好きなので勿論それらも!

 

 

釣り中、水面に落下していたオニヤンマやカブトムシを何度も救出。

結構、落ちてもがいている昆虫いるんですよね~。

羽が乾くと、再び元気に飛んでいってくれました。

④

こういう風景、すごく好きなんです。のんびりしていて。

釣果は二の次でいいです。

 

⑤

私は虫たちと遊びながら時々キャストしていたのですが、黙々とクランクベイトを巻き倒していた友人は51センチのバスを仕留めていました。

 

時には童心にかえっての、釣り遊びもいいですね~。

喧騒を忘れて水辺で過ごす静かな時間。

私にとっても必要な人間時間です。

⑥

釣りは釣りでも、心に余裕を持った釣りもー。

 

現在、日本付近に台風が3つも接近しているようです。

皆さんも今後の台風の動向にはくれぐれもご注意くださいね。