ロックフィッシャー佐藤文紀

ロックフィッシャー
佐藤文紀
(さとうふみのり)
元祖・根魚ハンターとして、数々のIGFA世界記録及びJGFA日本記録を有し、「根魚釣りの専門家」として東北〜北海道を拠点に全国各地の根魚を追い続ける。
又、フラットフィッシュや大型トラウトの釣りにも造詣が深い。
2011年、自らがプロデュースするブランド、PRO’S ONEを立ち上げた。
NPO法人ジャパンゲームフィッシュ協会(JGFA)評議員

キャッチアンドリリースのお願い

豊かな自然とグッドコンディションの魚を守るため、必要以上のキープは慎み、又、産卵前の個体やこれから大きく成長していく若魚は、ぜひともリリースを心掛けましょう。
釣り場環境への負担を最小限に抑えることで、次世代に渡り末永く楽しめることを願って―。

残暑お見舞い申し上げます

①

残暑お見舞い申し上げます。

全国各地、猛暑に見舞われているこの夏。

例年、高温となりやすい関東以南のみならず、北海道~東北の北国であってもいつも以上の気温が続いておりますが皆さんお変わりございませんでしょうか。

シーズン真っ盛りのキジハタ、アカハタ、オオモンハタに代表されるハタ科のロックフィッシュゲームに、灼熱の高水温時期こそ高活性化するシイラゲーム、ピークに差し掛かった夏の道東の海アメ・カラフトマス、続くアキアジ(シロザケ)釣りと、海は相変わらず釣りモノが多彩なこの時期ですが、なにぶん猛暑続きだっただけに釣りはひと休みされている方も多いことと思います。

陸よりは、いくぶん涼しい海ですが、それでももうしばし無理はできない高温が続きますから釣行の際にはどうかあまり無理をならさずに、くれぐれも日射病・熱中症対策万全の元に健やかに楽しんでまいりましょう。

②

日中こそ暑さを感じますが、北国の朝夕の水辺では早くも秋の気配を感じるようになってきたこの頃。

③

黄昏時、水面(みなも)に躍り出る、ナマズの活性はありがたいことにまだまだ健在です。

静かな水辺。

初秋へと移ろいでいく晩夏、ルアーが奏でるメトロノームのようなサウンドを己の耳(音)と目(視覚)で楽しむ、夕暮れの時間はなんとも言えぬ風情があります。