ロックフィッシャー佐藤文紀

ロックフィッシャー
佐藤文紀
(さとうふみのり)
元祖・根魚ハンターとして、数々のIGFA世界記録及びJGFA日本記録を有し、「根魚釣りの専門家」として東北〜北海道を拠点に全国各地の根魚を追い続ける。
又、フラットフィッシュや大型トラウトの釣りにも造詣が深い。
2011年、自らがプロデュースするブランド、PRO’S ONEを立ち上げた。
NPO法人ジャパンゲームフィッシュ協会(JGFA)評議員

キャッチアンドリリースのお願い

豊かな自然とグッドコンディションの魚を守るため、必要以上のキープは慎み、又、産卵前の個体やこれから大きく成長していく若魚は、ぜひともリリースを心掛けましょう。
釣り場環境への負担を最小限に抑えることで、次世代に渡り末永く楽しめることを願って―。

復興への願いを乗せて。魂のロッド、デビュー。

本日はラインメーカー・クレハさんが当事務所に来社し打ち合わせ。遠路ご足労頂きまして、ありがとうございました。

さて、前回のブログでもお知らせしてきたようにシューティンウェイ「SWC-722EXHブラインドサイト」「SWC-802EXHスキップラン」「SWS-702Lスイミントレーサー」各アイテムの出荷準備が整った。この度の東日本大震災により、本来の予定より3ヶ月遅れでのリリースとなってしまったが、それでも私としてはあの状況を考えれば、よく3ヶ月の期間でここまで再起を果たすことができたなと、今つくづく想う。これは昼夜を問わずプロズワン関係スタッフ達の時間をおしまない努力の賜物であり、責任者として製品の初出荷を前に改めて深く感謝申し上げたい。

そしてご予約頂いていたユーザーの皆様へは、感謝の意のみならずこの震災を受けての発売順延でお待たせしてしまったことについて重ねてお詫び申し上げると共に、何卒ご容赦・ご理解頂ければ幸いです。

さて、昨年11月発売の日本で唯一の根魚専門誌「ロックフィッシュ地獄Ⅵ」(つり人社刊)の愛読者プレゼントとして製品完成後にシューティンウェイSWS-702Lスイミントレーサーを贈呈するという約束通り、先週読者プレゼント分を出版元のつり人社さんに送付した。私の見解では北海道~関東地方までの方々がその応募者数の大半だろうなと推測していたが、いざ蓋を開けてみれば意外にも北海道~沖縄県まで全国各地からまんべんなく当品への応募が殺到したそうだ。この膨大な量のハガキの中から1名の当選者が決まるため、倍率は非常に高そうだが、いずれにしても当選された方には末永くご愛用頂ければ幸いです。

それから、いよいよ今週から製品出荷体制を強化していくのでシューティンウェイご入用の方は、ぜひ最寄りのショップにてご予約頂ければと存じます。

特に北海道では夏枯れの時期も終盤を迎え、間もなく秋・冬の大物アイナメ乗っ込みシーズンに突入する。この秋冬はシューティンウェイを手に、かけがえのない貴方のフィールドで思う存分堪能して頂きたい。

シューティンウェイ、ついにデビュー。

 

一方、東北地区では今週、業者向けの釣具展示会が開催される。

昨日で震災から半年という大きな節目を迎え、復興へ向かって前進すべく「がんばろう東北!」を合言葉に、当方もシューティンウェイ完全版3機種を携えてブース出展致しますので、バイヤー皆様のご来場をお待ちしております。

 

 北国の釣り場にかつてのような釣り人達の笑顔が1日も早く戻ってくることを切に願っています。

東北の釣りが今後どのような道を辿っていくのか。

この地に住まう誰もが元に戻したい…、復興したい…と心の底から強く願っている。

メーカーも出版社も釣具店も船頭も釣り人も今、みんなが前進していかなくてはならない時を迎えている。

私は立ち上がる。もう一度、あの美しい東北を取り戻すために。

そして、その先の未来が、どうか明るいものでありますように。