車のハンドル握り片道250km。
福島県いわき市の空―。

ご覧の通り、福島はすっかり夏空になっていました。
気温28℃。
これでは都内とさほど変わりません……。
先週は「サカナサク、海の旅。」の福島県ロケ(7月21日発売号のSALT WATER誌)に行っていました。
今年3月、千葉県からスタートした本連載も茨城県編2部(前編:鹿島~大洗・後編:日立~北茨城)を経由し早いものでその舞台は東北へと移りました。
5月、茨城県・後編ロケ(6月21日発売号)ではこんな出会いもありました。

ガルプSWファットサンドワーム4”を一発吸引のコイは、なんと重さ8キロ!
旅ならでは一魚一会の出会いは大切にしたいものです。
そんな当連載も今回から舞台は福島へ―。
一時、抜けるような青空を黒い雲が通り抜けましたが、それでも周囲に響くツバメたちの声がとても心地よかったです。

飛べるなら自由に大空を飛びまわってみたい。
本当にそう思います。
かの地、福島。
一言ではとても言い表せない、今もなお直面している事実に向き合い、幾多の葛藤を抱えながらも東北の玄関口であるこの地を心に刻みながら歩いて行きます。
福島ロケから戻るなりデザイナーから上がってきていたページを確認しながらキャプション執筆及び校正作業に突入し徹夜明けまま所要のため上京。梅雨入りしているはずの関東は空っ梅雨でしたね。
まぁ~熱いこと、熱いこと。歩いているだけで汗だくになります…。
少々疲れ気味のせいか、気を抜くと危うくフラフラのぼせてしまうところでした。
今週末は北海道に伺います。
実釣セミナーイベントとテレビロケです。
セミナー参加者の皆様はどうかくれぐれも気をつけてお越し下さいね。
堅苦しいのはどうも苦手なので、肩の力を抜いて和気あいあいと共に楽しい時間を共有致しましょう。皆さんにお会い出来ることを楽しみにしております。
そしてもう一つ。テレビロケ先はちょっと遠いところなのですが、それもまた楽しみです。
大御所プロデューサー氏も同行につき、内心ヒヤヒヤものです。
釣れればいいのですが(笑)。
茨城県日立・高萩・北茨城ロケの翌週は宮城県田代島に行き、その翌週は福島県いわきロケと続き東京出張、そして北海道ロケ&イベント。北海道から戻り次第、また次のロケに出ます。
お伝えしたいお話はたくさんあるのですが夏のハイシーズンに突入し連日慌ただしく動き回っているため、しばし次の更新までお時間を頂くかと思いますが、その分、いい画を撮ってきますのでどうかお楽しみに。
2013年6月10日 |
カテゴリー:雑誌掲載・DVD
シューティンウェイをカラーコーディネートするとこうなるようです。
http://wanoku-u.cocolog-nifty.com/blog3/2013/06/pros.html
昨夏、53.5センチのベッコウゾイをキャッチした東京湾の釣りのエキスパート「湾奥遊園地Ⅱ」さんのブログより。
大丈夫です。
怒りませんので(笑)。
ただし、プロズワンファクトリー非公認チューンということで……。
さて!
過日、ロケから戻ると私宛に荷物が届いていました。
B-カスタム!

送り主はデプスさん。
「デプス」といえば…ご存知!かの“でかバスハンター”奥村和正さん率いる大人気バスフィッシングメーカーです。
実は、私がお世話になっている方の昔からのご友人が奥村さんという繋がりなのです。
凄い話ですよね。
4月に宮城県仙台市で「ルアーフェスタin仙台」というイベントがあったのですが、翌日の業者日は奥村さん自らうちのブースに赴いて下さって、ロックフィッシュゲームやバス釣りのお話をさせて頂きました。
ジャンルは異なれど、見習うべきところが沢山ある尊敬出来る方ですから、男の私から見ても「かっこいいなぁ~」と思える方です。釣りに対するストイックな姿勢はもちろんですが、経営者としても凄い方なんです。
話は戻りますが、昨年著した「ロックフィッシュのABC+DVD」のABCムック本や「ロックフィッシュゲームがある日突然上手くなる」でも書き記している通り、ロックフィッシュゲームにおいてもスピナーベイトが時に目を見張るような効果を発揮するケースがあります。

やはりブレードの類は根魚に効きます。
スピナーベイトをソルトで使うことに違和感がある方は「ブレード付きのジグヘッドにワイヤーが付いているだけ」と考えてみれば、その違和感は軽減されると思います。
ブレード系のルアーやリグはアイナメ狙いなら回遊系ベイトフィッシュ捕食パターンで、ソイなら魚がサスペンドしている時に一層と有効になります。
その際、私が多用するのがデプスさんの「B-カスタム1oz」のダブルウィローリーフを片方取ってシングルにして、更にスカートを取り除いて代わりにワームをセットして釣っているのですが、ありがたいことに最初から写真の通り、佐藤チューン(佐藤文紀ロックフィッシュ仕様)にした状態で、わざわざお手紙と共にご恵送して下さったのです。

感激ものです。
他にも、北海道湿原河川のイトウ釣りに効くリアライザーjr.も。

リアライザーjr.はトゲウオ(トンギョ)偏食パターンのイトウ釣りで私がシークレットルアーとして用いるアイテム。中でもギンブナカラーがイチ押しです。

標準装備のトレブルフックは外して、カルティバのシングル75Mというビッグトラウト専用シングルフック(もちろんバーブレス仕様にします)に交換して、バンク沿いをデットスローリトリーブすると岸際のエグレに隠れているイトウに口を使わせることが出来るのです。
特にミノーやスプーンにスレた魚に効果があります。使い方のキモは逃げ惑うベイトフィッシュを演出するのではなく、【平然と泳ぐベイトフィッシュ】を演出します。
これが大事。アクションは一切なしです。
この時、竿先は絶対にブレないようにして注意してゆっくり引くのがコツ。
イトウ好きの方は一度試してみて下さい。
今月は北海道行き(海)の予定がありますのでB-カスタム!
スピナーベイティングで根魚を狙ってみたいと思います。
クロソイが釣りたいですね!
奥村さん、デプスさん、ありがとうございます。
2013年6月4日 |
カテゴリー:その他
連載「サカナサク、海の旅。」の第3回編のロケで訪れた茨城県某所で突如はじまった白昼のビッグファイト!!
ドラグ出まくりの真剣勝負!
獲りましたよ、金龍。

先日の撮影時の出来事です。
望外の大物とはこの事ですね…。
さて! 茨城県ロケから帰って来るなり早々、先週はこのお方とご一緒して来ました。

タレントの永浜いりあさんです。
友達の友達なんです。
ちなみに私・佐藤文紀もこのお方の前では「ふーみん♪」(あだ名)と呼ばれてしまいます…。あだ名をつける名人なのです。
それを聞いた編集長まで…立ち寄ったコンビニで「佐藤さ~ん!いえっ、ふーみん♪ コーヒー飲みますか!?」って…。
トホホ…。
というのも同じく地球丸SALTWATER誌の連載「永浜いりあ 島釣行」の企画で、今回の舞台は宮城県は石巻市田代島の旅。
初挑戦となる同島で、いりあさんにはアイナメ・ベッコウゾイを狙って頂きました。

東北の海も水温上昇加減なこの頃はロックフィッシュも型モノが浅瀬に動き出して来ましたね。
繁茂するウィードの中とその周りが狙い目です。

ベッコウゾイ!
プロズワン/ロックンビーズソフトをセットしたカルティバ/岩礁カウンターロック2/0の1/2ozテキサスをがっちり咥えたナイスフィッシュ。
さすがですね。しっかり釣ります!!
詳細はまだ詳しくは書けませんが、この様子は今月21日発売の「SALT WATER2013年8月号」にて掲載予定とのことです。
スタッフ一同、和気あいあいと有意義な時間を過ごすことが出来ました。
サカナサク、海の旅。共々、「永浜いりあ ワクワク釣りたい島釣行」も応援の程、よろしくお願い致します。
おまけ

JR仙台駅構内で“はしゃぐ”編集長とライターさんです……。
2013年6月3日 |
カテゴリー:雑誌掲載・DVD
JRの乗り継ぎに便利な【Suica】(以下:スイカ)ってありますよね。
スイカはご存知、JR東日本のICカードです。私は地元で電車に乗ることはなかなかないのですが、遠方に行くことが多いこともあり出先ではいつも重宝しています。
で、そのスイカなんですが通常はペンギンがトレードマークですよね。絵本作家・坂崎千春さんの絵本「ペンギンジャンプ」のキャラクターが由来です。
でも、私のはこれなんです!

エゾモモンガがトレードマークの【Kitaca】(以下:キタカ)。
こちらはJR北海道のICカードなのですが、道内だけでなく都内でも普通に使えます。もちろん、仙台でも。以前、JR新千歳空港駅で購入しそれ以来大事に使っています。
特に本州ではキタカを持っている人は少ないと思われるので、ピッ!ってやる時に何だかちょっと得した気分になれるのもうれしいです(笑)。
早いもので今日から6月。今月は北海道での仕事も多いのでキタカ本場の地で役立ちそうです。
最近は夏の陽気ですよね。季節柄、先週から7月中旬まで毎週ロケ続きの期間に突入しました。夜明けも早く、日暮れも遅いだけに体力的には一番シンドイ時期に突入したわけですが、釣りモノも行く先々でそれぞれ変わるだけにそれもまた新鮮で心してやらせて頂いています。
さて、そんな本日6月1日は秋田県のサクラマス釣り解禁日です。
私の周りの熱狂的なサクラマスフリークは良い思いをしていたみたいです。目覚まし時計いらずの朝から釣果メールの雨あられ。
バイブレーションをガッツリ咥えたサクラマス。いいですねぇ~。
朝から景気いい!

ちなみに私は原稿執筆で一日が終わりました。来週までに抱えている原稿3本を書いていますので土日も無休です…ハイ…。
その一方で地元の北上川水系下流域もまだまだサクラマスが釣れています。

つい数日前も追波川で地元の釣友が揚げてきました。こちらはスプーンで。
そしてこちらは5月中旬、岩手県大船渡沖のジギングでのカラフトマス。

立派な“海カラフト”です。ワラサを釣るような青物用ジギングロッドだと口切れが多発しバラしが多いのでシューティンウェイSWS-702L“スイミントレーサー”の「しなり具合」がマスジギングにはぴったりとのことです。PE0.6号にジグは80gでの釣果。それにしても背中の盛り上がりが凄いです。
岩手県の釣友が海サクラ(ママス)狙いのジギングで複数キャッチしたうちの1尾なのですが、カラフトマスと言えば、北海道特有というイメージが強いかもしれませんが三陸河川でも釣れる箇所(数は非常に少ないですが)はあります。例年7月頃です。
三陸では北海道より早く遡上する個体群がいます。カラフトマスは稀に(数年あるいは10年に1尾とかの割合ですが…)追波川でも釣れる場合もありますしね。
いずれにしても8月以降、北海道の道東エリアやオホーツク海側に接岸・遡上する個体群が海を回遊している最中はベイトを追って三陸まで南下して来ているわけで、春は三陸沿岸の定置網に掛かったり、場所と場合によっては釣り(ライトジギング)でも狙えたりします。
この魚はまだ遡上時期ではないのも関わらず、見事なセッパリ(背っ張り)です。重量は4キロぐらいでしょうか。
まだまだ好調続くサクラマス。
マスの海、マスの川には釣り人の夢があります。
北海道では海サクラも後半戦に突入。今月下旬には道東の夏の海アメ(海アメマス)もスタートですね!
北国の海も水温が上がって来て本格的に釣れ出してきましたし、ロックフィッシュやフラットフィッシュもそうですが、昨日は早くも青物の情報もありました。
海も川も釣りの好機です。
ぜひお出かけ下さい。
では…引き続き、溜まっている原稿に戻ります……(涙)。
2013年6月1日 |
カテゴリー:その他
★プロズワンからのお知らせ★
PUBLISHINGページ【最新情報】・【雑誌・本】に
「SALT WATER 2013年7月号」を追加致しました。
2013年5月31日 |
カテゴリー:雑誌掲載・DVD
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