ロックフィッシャー佐藤文紀

ロックフィッシャー
佐藤文紀
(さとうふみのり)
元祖・根魚ハンターとして、数々のIGFA世界記録及びJGFA日本記録を有し、「根魚釣りの専門家」として東北〜北海道を拠点に全国各地の根魚を追い続ける。
又、フラットフィッシュや大型トラウトの釣りにも造詣が深い。
2011年、自らがプロデュースするブランド、PRO’S ONEを立ち上げた。
NPO法人ジャパンゲームフィッシュ協会(JGFA)評議員

キャッチアンドリリースのお願い

豊かな自然とグッドコンディションの魚を守るため、必要以上のキープは慎み、又、産卵前の個体やこれから大きく成長していく若魚は、ぜひともリリースを心掛けましょう。
釣り場環境への負担を最小限に抑えることで、次世代に渡り末永く楽しめることを願って―。

ゴール目前。

ついに…終わった―。

本日をもって、この夏の間ずっと書き記してきた全ての原稿が私の手を離れ、明日、印刷所へと託されます。

続・ハードケースの表紙デザイン長かったけれども…、根魚たちへの並々ならぬ想いを綴った一冊分の原稿には、その一言、一言に己の魂と真心を丁寧に込めて書き上げました。

今日は昨日に引き続き、デザイナーさんからあがってきたハードケースのデザイン(一部)を公開します。

 カメラマン様、イラストレーター様、デザイナー様、編集部員様、編集長様、執筆者・当人。

 

プロジェクトスタッフ一同、一丸となって取り組んだ意欲作です。

又、広告をご出稿下さいましたメーカー様、小売店様、船宿様にも感謝申し上げます。

尽力頂きました全ての皆さん、おつかれさまでした。

そして、どうもありがとうございました―。

 

今作のロゴ・タイトル

 

 

 

 

 

 

 

今日で連休も最後。

さぁ! 明日の朝イチからは印刷所の皆さんの出番です!

何卒、よろしくお願いします!!

もう少し!!

この連休明けには、いよいよ本の印刷が始まります!

さて、本日はDVDと本をジョイントするハードケースの表紙のデザインがデザイナーさんからあがってきたので、ちょっとだけ…公開(↓)

ハードケースの表紙デザイン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さぁ、完成まで間もなくです。

お楽しみに!

この連休が勝負!リリース日に向けてフル稼働中!!

お伝えしている通り、9/26(水)にDVD最新作と最新本が同時にセットリリースになる。

 連日、“一呼吸”入れる間もないほど執筆に、編集に、校正に追われている状態だが、夏の疲れも手伝って本当に身体が持つのか…とすら感じているこの頃です…。

とは言え、リリース日まで残すところ2週間を切っているので、身体が限界に達しようがどうであろうが…問答無用でやらなくてはなりませんが…。

 

本に先だって完成したDVDは今週からプレス作業がはじまり、工場はフル稼働していることだろう。

世間では明日から3連休になっているようだが、私を含めこの作品に携わっているスタッフ一同はこの連休こそが最後の山場(泣)。編集~校正作業の連続で大忙しだ。

好評発売中の「ロックフィッシュゲームがある日突然上手くなる」に引き続き、今回も最初から最後まで自筆で全て書き下ろした一冊分の原稿は実に濃厚なボリュームに達した。

当初は雑誌一冊をまるごと執筆することになろうとは思いもしなかったが、本当に大変な労力を伴う仕事だが、無我夢中になって取り組んでいると苦痛どころか、逆に心底楽しくて仕方ない心境に変わった。そういう意味では雑誌作りの「難しさ」と媒体を通した「伝える喜び」を同時に味わえている貴重な時間と言える。

釣りに限らず、世の中には雑誌が溢れているが、きっと作り手が楽しみながら作っているからこそ、読み手も読むのが楽しくなるのだと思う。楽しさって、ちゃんと人から人に伝わるんですよ!

思い起こせば自分は子供の頃から絵を描くことと作文を書くことは好きだったので、それが幸いにも大人になった今日でも役立っているのだろう。

私の場合、現場でロッドを振るのはもちろん楽しいが、それと同等に物書きも楽しい。だからこそ、この10年間ライター稼業も続けてきた。

さて、上記の著書「ロックフィッシュゲームがある日突然上手くなる」は釣りにおけるヒント集、つまり参考書なのだが、今回は実践的な教科書になっている。内容の濃さで言えば今回の方が遥かに濃い仕上がりになりそうだ。

さらに一冊まるごとフルカラーページなので、写真や図解もより分かりやすい構成を心がけている。

 ムック本の表紙デザイン                       

 

 

 

 

 

 

 

 

と、いうことで今日はデザイナーさんからあがってきた「本の表紙」をちょっとだけ…公開(↑)

(※ちなみにDVDと本とジョイントするハードケースの表紙はまた別になります!)

 

では…引き続き作業に戻ります…。

お楽しみに!

東日本大震災、1年半。

残暑の中にも秋の移ろいを感じる今日この頃ですね。

残暑にめげず、ハスの花も満開です。

 

 

 

 

 

 

 

昨日で3.11東日本大震災から1年半。

復旧作業は被災地各地で展開はされてはいるものの、復興への足掛かりは始まったばかりというのが現状で、本格的に復興が進んでいると呼べるには、まだまだ先のことになりそうだ。

 

9月11日までの警視庁のまとめによれば、東日本大震災による死者数は岩手県で4671人、宮城県で9527人、福島県で1606人となっており、全国で15870人。

行方不明者数は岩手県で1394人、宮城県で1205人、福島県で211人、合計すると全国で2814人にのぼるという。

 

朝のやわらかな太陽光が花を一層に彩ります。山から川へ、川から海へと汚染が拡大し続けている原発問題は一層深刻さが増すばかりで“水”が関わる全ての産業は末端まで含めて、本当の意味での正念場はこれからだ。

こういった事例は近代日本が初めて直面しているだけに、その先行きにある答えなど誰にも分からないが、その結果が例えどうであろうとも今は自分達が出来ることを各々が一生懸命やること以外に進むべき道はない。

だからこそ、誰もが真剣に、精一杯に毎日を生き抜きているのだ。

 

被災地では住民の集団移転や集落維持など問題は相変わらず山積み状態にある。特に若年層の被災地離れはこれから復興に向かおうとする被災地にとってはあまりにもダメージが大き過ぎる。

このままでは…いつの日かそこに住む人達の年代が変わった時に、東北沿岸各地域で大規模な空洞化が加速してしまう。

 

私もこういった心苦しいお話は正直なところしたくはないし(自分でもますます暗くなります)、震災直後から悲惨極まりない惨状をありのままこの目で見てきた。まさに悪夢としかいいようのない悲しみ、苦しみ、辛さといった負の重荷は未だにその心から消え失せることはない。

 

一方でニュースは毎日、辛いことばかりを報道することはない。少しでも明るいニュースを探して特集する傾向が多くみられるが、被災地と被災地外の“認識のギャップ”を生むのも無理はない。

 

テレビ・新聞・ラジオなどのメディア媒体を通して入ってくる情報と、“自身の目”で、地に足をついて見るのとでは、正直なところだいぶ異なって世の中が見えてくる。

 

これからも何かと多くの困難と共に歩んでいかなければならない被災地にあって、地元に住んでいるからこそ伝えられる視点というものは確かに存在する。

 

今の現状として、被災地が望むことは何なのか―、これから被災地に残った私達はどう向き合っていくのか―、この先も難題は尽きないが1年半という早くも重い時間の経過は、また一つこの災害との向き合い方について考えされられるものだった。

 

亡き犠牲者の鎮魂を祈り、そして復興へ向けた想いを新たに―。

どうか、被災地に希望の光を―。

 

 

 

 

 

 

 

未曾有の惨劇から1年半が経った今も地元への愛着は決して変わることはない。

変わり果てた街や海を見るのは正直言って辛い。本当に辛い。

しかし、それでもそこは自分の生まれ育った場所には違いないのですから。

いつの日か、もとの平和な日本が、そして明るく元気な東北が戻ってくることを私は切望してやまない。

DVD 完成!!

前回お知らせしたように、現在佳境を迎えている最新DVD及び最新本の製作であるが、今作品では互いが連動するセット作品となっている。

 本日は、まずは本に先行して最初に完成したDVD情報をお伝えしよう。

 

 新作DVDは全編おかっぱりロケ今回のDVDは「アイナメUNDER WATER」シリーズとはまた異なる作風になっている。とは言え、その世界観は大切にしながらこれを踏まえたうえで、また新しい次元に踏み出そうと企画されたオリジナル作品である。

 ご周知の通り、「アイナメUNDER WATER」シリーズで私が最も視聴者の皆さんにお伝えしたかったのは、タックルどうこう、釣り場どうこうといった人間側の世界観や価値観ではなく、釣り人と水中で起こっている現実とのギャップであり、私達が釣っているアイナメという魚における釣り人の妄想の世界とリアルタイムで海底での起きている出来事には私達の想像とは違う差異があることを知っていきましょう、ということが核心であった。

 そのような意味では、通常の釣り番組や釣りDVDとは趣向や世界観が全く異なる作品だったと思う。

 それに海底の描写という作品ゆえ、ある程度この釣りそのものをやり込んだ方でなければ理解出来ないレベルから話がスタート・進行していくだけに、視聴対象として捉えていたのも正直なところ中級者以上が主体であった。

もしここで「UNDER WATER」で、やり逃していたことがあったとするならば、それはつまりロックフィッシュ入門者、つまりビギナーへ焦点をあてた要素である。

というのも昨年リリースした著書「ロックフィッシュゲームがある日突然上手くなる」は本書が掲げるテーマ通り「“自称中級”から本当の中級レベルのロックフィッシュゲームアングラーに成長するためのヒント集」となっているが、今度はそれをムービー(実写)でやってもらえないか?というオーダーは自分でも実にすんなりと受け入れられるものだったのだ。

最近のロックフィッシュゲームは環境面でも釣りとの向き合い方でも、日々目まぐるしく進化と発展を遂げており、例えば10年前のテクニックや概念が今のご時世にそのまま当てはまるものばかりではない。良かれ悪かれ、時代は常に変わっているからである。

しかしその反面、現在も「リグの使い分けがよく分からないんです」、「練習してもバックラッシュばかりでベイトリールが上手く投げられません」、「ピッチングでのキャストはどんな時に有効なのでしょうか?」といった釣り人の真っ直ぐな悩みや質問をお受けることも多く、逆にこれはロックフィッシュゲームに入門しだした方、あるいは新たに釣りそのものを始めた方々が今もなお多数いることを克明に物語っている。誰も入門者がいなくなれば無念にもそのジャンルは廃れてしまうことが予想されるが、現在も続くこのような事例に関しては私を含め、先にこの根魚釣りの奥深き世界にどっぷりと足を踏み入れた人達にとっても、これは大変喜ばしいことですよね。

 それにスピニングリールを使ったソルトウォーターフィッシングしか経験がない方にとっては、同じ海の魚とはいえロックフィッシュゲームにおいて必要不可欠であるベイトリールのキャスティングは悩ましい現実に直面する日が来ると思う。はじめは誰もが少なからず経験するバックラッシュは初心者にとってはベイトリールの取り扱いで最も辛いトラブルの一つだろう。

 よって、今作はロックフィッシュビギナーの方々においてもご理解頂けるよう親切・丁寧をモットーにした構成でお届けする。

今作品が“入門者の皆様”へ、著書「ロックフィッシュゲームがある日突然上手くなる」が“自称:中級者の皆様”へ、DVD「アイナメUNDER WATER」シリーズが“リアル中級者以上の皆様”へ贈る作品構成となり、この作品の登場で3点が結ばれる結果にもなったのだ。

DVDではベイトタックルとスピニングタックルの使い分けから各種リグの特徴とリギングの仕方、ラインセレクト、リーダーの結び方、最低限必要なワームの種類、キャスティングパターンとそのコツなど……ハウツー要素が色濃く、更に本とセットでご覧頂くことで、タックルチョイス~いざ実際の釣り場で困らぬよう「総合的なロックフィッシュゲームに関する基礎知識」を丸ごと学べる教材になっている。

DVD劇中ではナイトゲームも収録しています。 劇中では堤防~磯、ライトゲーム~パワーゲーム、デイゲーム~ナイトゲームに至るまで全編オカッパリロケを敢行。

手軽な手のひらサイズ~重量級の50cmオーバーまで続々登場する。

 又、釣りを始めたばかりの方がその第一ステップを踏み出すのは、なんと言っても堤防が基本だ。

レベルアップに従い、のちに磯やボートなど各自様々なシチュエーションで楽しんでいくようになるロックフィッシュゲームですが、特に堤防の釣りはとりわけ好きなので、自身も楽しめながら収録出来たロケになりました。

 

 つきましては、詳細は以下の通り(↓)

発売日:926日(水)

■タイトル:「佐藤文紀 ロックフィッシュのABC+DVD~FUMINORI SATO’S ROCKFISH GAME STRATEGY~」 

■出版社:つり人社

DVD85 

■本(ムック):完全書き下ろしオールカラーページ(※只今、四苦八苦しながら…必死に執筆&製作中です!)

■DVD+本のセットで価格:税込2100円  です。

もうしばし、お待ち下さいませ。

どうぞお楽しみに!!